- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047360983
作品紹介・あらすじ
ゲイ(同性愛)×DV(家庭内暴力)×風俗
自分を守るために、他者を理解するということ。
誰もが差別に加担しうる社会に生きるということ。
恋をすること。そして、誰かを愛するということ。
これは「生きづらさ」を抱える、私達のお話。
Twitterフォロワー54万人が共感!!
pixivコミックランキング2019エッセイ部門第1位の大人気コミックエッセイ第二弾!!
●著:もちぎ
Twitter @omoti194
感想・レビュー・書評
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元ゲイ風俗とゲイバーで働いていたゲイの”もちぎさん”のコミックエッセイです。わたし的にはこの2巻が1番よかったです。
かる~い感じで読んでいると、セクシャリティとかアイデンティティについて考えされられたりします。「ハッテンバ」の描写など、知らない世界のことも知れたりします。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2021/02/17/151715詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昨今のマイノリティ歓迎文化について考えさせられる本「正欲」を読んだ後に本書を読んだ。
ゲイ風俗というマイノリティofマイノリティの日常が切り取られた本作。
作者の一つ一つの言葉にハッとさせられる。
知らないことがそのまま偏見に繋がってしまう、という反省を持ち、浅くても良いから色々な人や文化について勉強していきたいと思う。 -
よい
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私は教育学部に在籍している。入学してからすぐにいかがわしいアルバイトはしないようにと注意を受けた。例えば、AV出演、風俗など。過去に教員採用試験に合格したもののAV出演がバレて取り消しになった先輩がいたらしい。何故だろう。なんで教員は性風俗で働いた経験があったらいけないんだろう。偏見をなくそう!って言ってる割に風俗が下に見られる風潮を作っている気がする。ゲイだけに限らず、風俗で働いている人にはそれぞれ事情があって、お金が必要だったり、性に奔放だったり。その悩みがとても人間らしくさせてると思った。働く人の事情に焦点が当てられた人間らしい漫画だった。