不死の猟犬 7 (ハルタコミックス)

著者 : 八十八良

• KADOKAWA (2020年12月15日発売)

作品紹介・あらすじ

不死の世界で起こった連続殺人事件。その原因を追って剣崎警部補は物語の真相へ向かっていく。風鈴と剣崎の共闘、逃がし屋の目的、"システム"の謎、そして復活不全症RDSの正体……。すべての謎が明かされる！

感想・レビュー・書評

[command＋Xさんの感想 · 2023年3月11日]

作者曰く「ゾンビVSセーラームーン」をやりたくて生まれたのが『不死の猟犬』らしい。死なないことが正常で寿命があることが異常なシステム、不死身が不死身ではなくなる“復活不全症(英名：Resurrection Deficiency Syndrome)”、不死だから病気になったら自殺すれば完治すること（作中では飲み薬“ポックリエース”を服用して生き返れば病気は治る。生き返らなければ復活不全症。）、復活不全症は感染症ではなくて世界のシステムから逸れたヒトを消すための仕組みが面白かった。同設定をガンアクションものとしてはなく、ヒューマンドラマとして読んでみたくなった。