- 本 ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047361515
作品紹介・あらすじ
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら
歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!!
[ 登場キャラクター紹介 ]
〇岡 聡実:
森丘中学校合唱部の部長。
とある悩みを抱えているのだが、なぜか狂児に歌を教えることに。
真面目だが毒舌な中学3年生。
【得意な歌】
教えません。
〇成田狂児:
四代目祭林組若頭補佐。
組長が主催するカラオケ大会の罰ゲームを回避するために歌がうまくなりたい39歳。
【得意な歌】
紅
〇組長:
狂児の組の組長。
絶対音感がある。
1番好きなことはカラオケで、2番目に好きなことは刺青。
【得意な歌】
タイガー&ドラゴン
感想・レビュー・書評
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映画を観た。
(ストーリーを読む限りは、面白いとは思えなかったが)そうは言っても、原作:和山やま、監督:山下敦弘、脚本:野木亜紀子である。面白くないわけがない。と信じて観た。
結果、大変面白かった、感動作かと言えば、うーむとなるけど、ジワリジワリと「良かったなあ」という気持ちが湧き上がる。そもそも原作:和山やまの世界はそんなモンだ。よく考えたら、監督:山下敦弘の世界もそんなモンだ。それを脚本:野木亜紀子が絶妙に料理している。
「大人の階段を登る」て、こんなモンなのかもしれない。
(コミックスの紹介文)
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!!
で、原作を読んだ。
2020年発行。映画と違って聡美くんは終始涙目だ。聡美くん役の齋藤潤くんの方は、(ヤクザと付き合うんだから当たり前だけど)気持ちはそうでも、終始寡黙でクールだ。漫画は映画と同じで、中学生だから忖度なしにズケズケモノを言う。漫画は心理描写。映画はリアル。
全一巻の漫画を、あゝこんなふうにエピソードを膨らませんるんだと、とっても勉強になった。狂児さんが3年ぶりに聡美くんに電話する場面、余計なエンドロール後のカットだな、としたり顔に批評してたんだけど、原作まんまだった。「ファミレス行こ!」も読もうかな。
←結局映画のレビューになってる。 -
こういう感じ好きかもしれない。
懐かしさと哀愁がある絵の感じも良い。
するりと現れる成田狂児。
この狂児がヤクザなんだけど岡聡実に無茶ぶりするけれど優しさが見えるところが小憎らしい。
聡実も真面目で大人しいかと思いきや、言うときはしっかり言っちゃうところが可愛いくもある。
お互いに好きやん、と思うのにベッタリしてなくて距離があるのがいい。
なんだかとても気になる2人。
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マンガはあまり読まないんですが、キノベス!2021の冊子で見て。
カラオケに行きたいけど行けないし…今の時期、タイトルだけで惹かれますね。
こう言うのブロマンスというのですね。
匂わせBLと言っている方もいますが。
狂児と聡実の関係はドキドキします。
しっかりと、愛があって。
刺青までって…
笑えて泣かせる作品。
あと、歌うってすばらしい、と思う。 -
作者の同人誌作品の単行本化。
「女の園の星」にハマった勢いで購入。
中学三年生で合唱部部長の岡 聡実はヤクザの成田狂児に見込まれて近々行われる組のカラオケ大会の為に歌の指導を頼まれる。
相手がヤクザでは断る事も出来ず、毎週 火曜と金曜に拉致(笑)されてレッスンをする羽目になる。
というのが大まかなストーリー。
ヤクザが中学生に歌の指導を頼むというのはちょっと無理があるよう思える(個人的には社会人か大学生の方が良いような気もするが)が、その辺はミスマッチというかアンバランスな面白さを狙っての事なのかも知れない。(事実、面白い)
音程をハズす、歌詞を間違える等のミスがあるごとに1点ずつ加点され最高得点を取った者は組長に刺青を彫られるというカラオケ大会のルール、その審査員の組長が絶対音感の持主って設定で聡実の歌(曲は「紅」)に感動して泣きながら拍手する姿がバカバカしくて個人的にはツボ。
聡実と狂児の関係にやんわりとBL的雰囲気を感じ、ちょっとだけ眉をしかめながらもクライマックスの展開に不覚にも思わずホロリ。
でもその後の展開にこれはコメディだった事に気付き、見事に作者の術中(和山マジック)に嵌まってしまった。
評価の星5は4.5としたいのだが例によって星半分というつけ方が出来ないので。 -
『ファミレス行こ。』を読んだので、かなり前に読んだ『カラオケ行こ!』も引っ張り出してきて再度読んでみた
狂児が狂児になった訳や、ヤクザの世界に足を踏み入れた訳もラストに漫画になっていた…忘れてたw
あまりに有り得なそうな設定だから、初見の時はそこまで入り込めなかったけど『ファミレス行こ。』を読んだ後だとなんだか楽しめたw -
映画が観たいけど近くでやってなくて無理っぽいです。
-
好き、大好き!
おもしろかった。
めっちゃおもしろい。
いいコンビだった。 -
読了記録に漫画を入れるのはどうなのかと悩んでいたけど、かなり面白かったのでたまには漫画も記録しようかな!
話題作で最近続編も出た漫画!
主人公2人の絶妙な温度差がすごいツボでした笑
たった一冊だけど、その中に笑いあり、ほっこりありで、今すぐにでも続編買いに行きたい!!!
そんな漫画でした! -
なんやろぉ、、おもしろい(笑)
中学生にカラオケで歌のレッスンしてもらうヤクザ。聡美はふつ〜の中学生で、狂児もふつ〜?!のヤクザてヤクザはよくわからんけどやってる事めちゃくちゃなんやろけど、なんか憎めやんし、優しさやったり、聡美が逃げるチャンスはあるのに逃げないで居る魅力がある。
聡美のストレートな感情表現がバンバン書かれてるのがおもしろいんかなぁ。それ相手ヤクザやのにポンポンぶつけてるのもおもしろい(笑)
人生ってどんな出会いがあるかほんとわからんよな〜そういうのおもしろいな〜
と、思いました(と、思いました。ってW)
著者プロフィール
和山やまの作品






鬼太郎のとかゴジラのとか観たいのはいろいろあったのに。
鬼太郎のとかゴジラのとか観たいのはいろいろあったのに。
明日は最大寒波です。あったかくしておやすみください。
土瓶さん、
ゴジラも鬼太郎も、なかなかでした。ベス...
明日は最大寒波です。あったかくしておやすみください。
土瓶さん、
ゴジラも鬼太郎も、なかなかでした。ベスト10には入れていませんが。ゴジラは「永遠の0」とは真逆の世界観、監督のアンサー作品かと。鬼太郎は、まさかこんなオリジナル作品で、鬼太郎のテーマに肉迫するのか!という驚き。
早くいけばよかった。
早くいけばよかった。