むすぶと本。 『外科室』の一途 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 42
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047361607

作品紹介・あらすじ

本は読み手を、深く愛している。
本の声が聞こえる少年・榎木むすぶ。とある駅の貸本コーナーで出会った1冊の児童書は“ハナちゃんのところに帰らないと”と切羽詰まった声で訴えていた。恋人の夜長姫(=本)に激しく嫉妬され、学園の王子様・姫倉先輩の依頼を解決しながら、“ハナちゃん”を探し当てるのだけれど……。健気な本たちの想いを、むすぶは叶えることができるのか!? 表題作・泉鏡花の『外科室』ほか、“本の味方!”榎木むすぶがさまざまな人と本の問題を解決する学園ビブリオミステリー登場!

感想・レビュー・書評

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  • 本の声を聴くことのできる「むすぶ」くんのお話。

  • 野村美月さんの新作。
    高校生の頃、文学少女に出会って
    またその世界観に再会できるとは。

    本の声が聞こえる少年・むすぶくんとさまざまな本が織りなすあたたかくて、少し切ない本と人の物語。表題作である泉鏡花の『外科室』を題材とした恋のお話は野村美月さんらしいなと思った。

  • 4年ぶりの野村美月先生の新作!
    本の声が聞こえる主人公むすぶと様々な本を巡る物語。表題作も素敵なのだがまず1話目からどうしようもなく懐かしさが込み上げてくる。この文章!この雰囲気!おかえりなさい、野村美月先生。ずっとずっと待ってましたと叫びたくなるのも無理ない。
    そしてそして。むすぶ、夜長姫(本)、妻科さんの関係。めっちゃ野村美月先生だ。嫉妬深く直ぐ呪うとか口にする夜長姫も色々溜め込んじゃうタイプのツンデレ妻科さんも可愛い。女の子可愛いんですよ。お話も有名文学だけじゃなくてラノベテーマもあり、まゆまゆ先生のうふふ大戦っていうお話も必見。面白かったー!次の物語も待ってます

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著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。講談社タイガより『晴追町には、ひまりさんがいる。』シリーズ二作を刊行している。


「2020年 『記憶書店うたかた堂の淡々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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