夢の直路を恋惑ふ 上

著者 : 越田うめ

• KADOKAWA (2020年7月17日発売)

作品紹介・あらすじ

ある日、男子高校生の花岡が「絶対に前世」と確信できる不思議な夢を見たが、
そこで見た悲恋のカップルの男女どちらが自分なのか、さっぱりわからない！　
そんな時、出会った隣のクラスの吉田が夢の男の顔と完全に一致！　
ちょっとまって吉田が男ってことは自分はあの女性！？　と困惑する花岡だったが
吉田の妹の百合子と出会い、その顔が夢の中の女性と酷似していることに、ますます大混乱！　
しかし、百合子と花岡は「転生の創作が大好物」という共通の趣味を持っていたことで
あっという間に親友のような立ち位置に。
そして、百合子も前世の夢を見るということが判明し、事態は急転するーー！

感想・レビュー・書評

[りんごさんの感想 · 2020年10月10日]

ツイッターで見て絵柄がドンピシャで好みだったので、そこからフォローしてずっと読んでた。とても好きな話。
書籍化の話を聞いて買うことを即決意してAmazonでポチってした。オマケもついててよかった。
下巻もだけど、ツイッターよりかなり増えてる気がする。ツイッターで読むと途切れ途切れになるので、どうしてもぼんやりとしか把握できてなかったのがかなりスッキリした。
ギャグ絵も好きだけど、クラスメイトが誰だかだんだんわからなくなってくるので、もうちょっと普通の絵があったらよかったなってちょっとだけ思った。でもこれくらいでも良いのかもしれない。

[しなとべさんの感想 · 2020年8月21日]

転生ものにはまっていて、ある程度パターン化していた思考をそっと別の角度から見せてくれた印象。
異世界チートに疲れた頭にどうぞ。