アンリの靴 第1巻 (ハルタコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047362697

作品紹介・あらすじ

東京・浅草で自分の店を構える、義足の靴職人アンリ。
彼女のもとには、ヒールを履きたい男子高校生や思い出の靴を手放そうとする未亡人など、
さまざまな悩みを抱える人々がやってくる。

靴を通してその人が歩んできた人生に触れ、
彼女が作る靴が明日へと一歩踏み出すための力になっていく。

一足の靴によって、人と人が繋がる心温まる靴職人物語。

感想・レビュー・書評

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  • 浅草で靴職人として働く義足の女性・長谷川 アンリ。
    そこには、様々な人との出会いや、隠された秘密があった。

    ・春風の少女
    ・聖の革命
    ・君に送る靴
    ・革屋さんに行こう!
    ・朱夏の出逢い
    ・兄、来たる
    ・毛玉の冒険
    の7編。

    どれも味わい深い作品です。
    特に『君を送る靴』は、夫婦の隠れた愛情が感じられ、ほんわかと良いですね。

    また、『朱夏の出逢い』は、遠くから彼女を見守る温かい心を感じられます。

  • 義足の主人公が靴作りを通して様々なお客様と関係性を築く話。お客さんそれぞれのストーリーが単話毎に収録されていて、オムニバスのようだった。登場人物みな善い人たちで、心温まるキラキラした世界。なにより、猫がほんとに可愛い。猫が幸せの魔法をかけているかのような描かれ方をしていて、たいへん癒された。
    だが、正直、主人公が義足でなければならない理由はよく分からず、若干設定が甘いような気がする。2巻以降のストーリーの運び方がいかがなものが気になるところ。

  • 帯を読んで内容を勘違いをして購入したけれど
    靴を作るという職人さんのお話であることはあっていたから
    買って良かった。
    靴を作ってもらったことはないけれど
    オーダーメイドっていいなと、こんなにも履く人のこと
    思ってもらえる、考えてもらえる、
    人の心がこもる品物には金額以上の付加価値が
    たっぷりとついて大事にしようって自分も思う。

  • ■書名

    書名:アンリの靴 第1巻
    著者:かわもと まい (著)

    ■感想

    義足で生活しながら、靴やで靴を作る靴職人アンリの物語です。

    靴を通して、周りの人間の人生に少しづつ踏み込んで少しづつ関わって
    いきます。
    こういう話、好きなんです。

    服も靴もアクセサリーも髪型もなんでもそうだけど、そこで働く人は
    少しずつお客様の人生に関わって影響を与えたり、与えられたりしている
    んですよね。そういうの幸せや悲しみが丁寧に描かれている漫画です。

    何が起こるわけでもないけど、その人の人生の一大事に背中をそっと押す
    靴を作り続けていく主人公。義足の理由などまだまだ物語は続きそうなので
    楽しみです。

    しかし、ハルタコミックは自分の趣味に合う面白いのが多いな~

  • 表紙買い。
    ハルタらしい、じっくりとした導入。2巻への引きが強くて期待しちゃうわ。

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