生理ちゃん 4日目

著者 : 小山健

• KADOKAWA (2020年11月12日発売)

作品紹介・あらすじ

「生理っていうのは、なんなんだろうね？」
その答えは、みんなきっとちがうけど――。

“横になること”に青春を注ぐ少女たちの物語。
働き盛りの彼女の前に、“卵子凍結”という新たな選択肢が……。
勝ちも負けもない。“新たな戦争”を生き抜くモデルと生理ちゃん。
生理ちゃんを拾った小学生の小さな冒険…などなど。

イタイ、ツライ、メンドクサイを吹き飛ばすほど、笑って泣けちゃう大傑作、最終巻!!!!

感想・レビュー・書評

[とある読書家かえるちゃんさんの感想 · 2024年2月28日]

全4巻読み終わりました。ありがとうございました！
本当に面白かったです(๑˃̵ᴗ˂̵)

[castagnaさんの感想 · 2022年7月27日]

2020 4日目

「生理ちゃんと太古の人々」
リナちゃんは大学の卒論で、生理の歴史を調べてる
ナッドくんのタイムマシンで過去へ

2030生理完全にコントロール
1961使い捨てナプキン発売
1872月経不浄視が法令で廃止

血と死が繋がるかと思いきや、単なる失恋？みたいなことで笑う
が、歴史ってそんなことかもしれない

1947労働基準法生理休暇認められる

1961アンネ社、生理のネガティヴイメージ払拭

1999アメリカに40年遅れて、低用量ピル認可

世界に目を向けるリナちゃんに拍手



「生理ちゃんってなに？」
シンガーソングライターのいづみちゃん

ディレクターが4歳の息子に生理の説明をしたことに驚く
娘にはちゃんと説明してない
夫美容師のコウイチロウも調べててみると言ってる

誰を思い浮かべて曲を作るのか？
小学生の時の自分に
少しでもウソが混じるキビしい目をする子
なかなか納得しない

自然と湧き出るものを汚いなんて思わなくていい

されてイヤなことはしないで
してほしなさかったことをしてるだけだよ
というコウイチロウのことば


「生理ちゃんってこわい？」
アルシュはロボット工学システムエンジニア
アルビレオの歩行訓練
子どもが欲しくないわけではないが、夢を実行中なので踏み切れない
彼女の選択は、卵子凍結


「よこなり」
高校の部活
よこになる部活

他人を否定して自分を肯定する野球部女子マネ

生理がきてもバイトは休めない

「生理ちゃんと健康」
イチカちゃんの芸能界出撃ストーリー
戦争と言い換えるマネージャー
数々の攻撃を防ぐも、過去の飲酒にやられる
生理もこない身体が戻ったころ
憧れの女優さんに会える



「きみはだれの生理ちゃん？」
誰のものかわからない生理ちゃんを
戻そうとするこどもたち


「分かれ道」
自分キクチサヨコの選択たちとの再会


「あとがき」

[kananoさんの感想 · 2021年9月2日]

面白い！

[ymkmさんの感想 · 2021年2月8日]

余白で考えさせられる漫画だった。
古代から未来まで、みんなが当たり前に接する、辛い時は辛いと言える世界になるとよい。

[usausa01さんの感想 · 2020年12月15日]

この巻でお話完結。

前2作よりお話の内容が面白かった。でも一作目には劣る。
映画？アニメ？公開が楽しみ。

[natsuki813さんの感想 · 2020年12月3日]

「生理っていうのは、なんなんだろうね？」
その答えは、みんなきっとちがうけど…。

”生理論争”を巻き起こした話題作、完結。

著者プロフィール

マンガ家・イラストレーター。会社員時代に趣味でブログに描いたマンガ『手足をのばしてパタパタする』（KADOKAWA）をきっかけに様々なメディアで活躍。17年、お父さん目線の育児コミック『お父さんクエスト』（ポプラ社）が大きな話題となる.19年『生理ちゃん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞、同作は実写映画化もされた。

「2023年 『僕たちの月曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」