天國 パライゾ (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
3.50
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047364592

作品紹介・あらすじ

「最も苦しんだ者こそが、天國(パライゾ)の門を開くーー」


戦後の混乱収まらぬ頃。
汚穢と悲哀、最底辺の貧民窟で、寄る辺なき混血の少年は今日のみを生きる。
【ネンコロリ】


ナガサキとアウシュビッツを、ある宣教師と名もなき少年が繋ぐ。
惨たらしくも美しい地上の地獄絵図。
【オランダさん】


第二次世界大戦下の強制収容所。
逆境と抑圧、苦痛に塗れた獄舎に、神はいるのか……。
【童貞マリア】


日本漫画界が世界に誇る魔神・丸尾末広、画業40周年記念。
計5作を収録した、漆黒の作品集。


●丸尾末広 ビームコミックス好評既刊●
『トミノの地獄』(全4巻)
『笑う吸血鬼』(全2巻)
『瓶詰の地獄』
『芋虫』
『パノラマ島綺譚』

●コミックビーム 公式ツイッター●
@COMIC_BEAM

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第二次大戦敗戦後の戦災孤児のエピソードから、少しずつ時間をさかのぼって、長崎の被曝、そしてアウシュビッツのコルベ神父のエピソードに到る、ゆるやかにつながった連作。コルベ神父のエピソードは二つの視点から二度描かれている。掲載誌も異なるが、掲載時期は近い。丸尾末広的な露悪趣味がメインではなく、コルベ神父のエピソードに収束するところが興味深い。考えてみたらアングラ的な題材の多い丸尾末広が、これほど有名なコルベ神父のエピソードを中心に据えるというのも珍しいのではないか。

  • 1.ディアボリク
    2.戦災バカボン Vagabond
    3.ネンコロリ
    4.オランダさん
    5.童貞マリア

    1-3、4-5、の連作。
    多少時系列が入れ替わっている。
    絶妙に前向きさが作品に紛れ込んでいる。
    まあーまあー。
    amazonレビューに書かれていたが、マキシミリアノ・コルベというのは実在の人物なんだとか。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1956年長崎県生まれ。15歳で上京後『リボンの騎士』でデビュー。漫画とイラストレーションを数多く手がける。主な作品『少女椿』『月的美人』『笑う吸血鬼』『パノラマ島奇談』や荒俣宏『帝都物語』の挿絵など

「2021年 『丸尾畫報DXⅡ改』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丸尾末広の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
丸尾 末広
丸尾 末広
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×