主人公じゃない!02

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 14
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047366435

作品紹介・あらすじ

素質看破、無限骸骨トラップ、囮召喚装置……
ゲーム知識を駆使したレクスの手法によって、常識外れな
速度で成長していくラッドたち新人パーティ。
だが、その総仕上げに挑んだ「世界一決定戦」で待ち構えていたのは
「序盤最強」のレクスを超える「真の最強キャラ」で……!?

感想・レビュー・書評

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  •  ゲーム世界転生系物語シリーズの第二巻は、現実になって上手くいったりいかなかったりな有用レベルアップ法にチャレンジした巻になっている。

     ゲームでは定番だったけど、この世界では上手くいかない方法もあれば、この世界でも有用な方法もある。
     無限骸骨法やドモホルン・リンク法、そしてこの世界にたった主人公が新たに生み出した方法など。
     それらを弟子のブレブレパーティに試し、そしてその成果としてメインクエたる<闇深き十二の遺跡>へのチャレンジを行う内容が前半に描かれている。

     修行編で特に力を入れて描かれているのは、ラッドの特別訓練として課された<トレジャーハンター>転職のための神殿でのエピソード。
     ここで描かれた物語は完全なるスポコンで、ラッド視点で描かれた物語は正統派の熱い代物。
     最後の落ちまでスッキリ描かれていて、良い意味で起承転結がしっかりしたエピソードだった。

     そして後半では、唐突に遭遇した世界最強<無敗の剣聖ニルヴァ>との対決が描かれている。
     万全状態のゲーム時代ですら瞬殺された最強を相手取り、ゲーム知識を活かして場を整え勝利に手を伸ばす様は、これまた王道の少年漫画的な白熱する戦闘である。
     それによって得たものは大きく、失ったものもまた大きい。

     ブレブレパーティの育成者として、転職窓口の責任者として。
     また先の巻で<壱の魔王ブリング>を滅した戦士としても知られたレクスは、この巻でまたさらに勇名をはせることになった。
     主人公じゃないはずの彼の冒険は留まるところを知らない。

     といった感じで展開した二巻であったが、全体としては修行編のニュアンスが濃い。
     ゲーム系の異世界冒険譚としては王道だが、やや地味な一面が目立ったのも確かだろう。
     その意味で、剣聖周りのエピソードにそれほど加筆が目立たなかったのはちょっと意外だった。

     というわけで、その辺も加味して今巻は星四つ半相当と評価している。
     今巻も挿絵は良好で、剣聖のゴリゴリしたキャラグラの魅力もさることながら、垂直に刺さるラッド(囮)などの小ネタもまた素敵。
     星評価はあくまで印象の話であり、今巻も書籍版を楽しませていただいた点は改めて付記しておきたい。

  • 1巻程の面白さは無かったが、展開的には嫌いじゃない。次の巻が期待出来そうかな?

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