- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047366923
作品紹介・あらすじ
王マクロンとの婚姻式まであと一カ月。
着々と準備を進める次期王妃フェリアだったが、先王の”もう一人の”側室キャロラインがやってきて、まさかの嫁イビリ再び!?
騒然となる一方、祝い品のサシェの偽物が出回っているという報告が。
しかもその中身は国を揺るがすとんでもないもので……!?
二人で乗り越える雄快&欣快! 後宮成り上がり劇★
感想・レビュー・書評
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新たに前王の第二側室が登場。
強烈な性格だけど、フェリアの返しも最高。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
王マクロンとの婚姻式まであと一か月というところでもバタバタがおさまらない次期王妃フェリア。途中ついていけなくなるくらいの展開になるが、それもこの作品のもつ爽快さに繋がっているようにも感じる。
今回は王城騎士隊長ビンズと、元妃候補で今はフェリアの忠臣となったサブリナがいい感じになるところもニヤニヤできてよかったし、マクロンの弟ジルハンが、色々な経緯で婚約者となった元妃候補のミミリーを想っていることが伝わってくる描写があったりで外野が可愛かった。 -
マクロンとの婚姻式に向けて突き進むフェリア。あと1ヶ月しかないのに、トラブルだらけで心配になる。でも、どんなことでもフェリアはなんとかしそう。という不思議な安心感があった。味方も多いけれど、色々な思惑を持つ人も多いフェリアの周辺。マクロンとフェリアは、何が何でも結婚するとは思うけれど、まだまだ何か起こりそうな気がした。