放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ3 (3) (ファミ通文庫)

  • KADOKAWA (2021年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784047368996

作品紹介・あらすじ

放課後の図書室で姉の蓮見紫苑、先輩女子の壬生奏多、恋人の瀧浪泪華の三人と楽しくも騒がしい日々を送る真壁静流。そんな中、奏多からデートに誘われた静流は不安げな表情を浮かべる泪華を気にしつつも週末を一緒に過ごすことに。数日後、図書室で過ごす静流と奏多のもとに少し緊張した面持ちの泪華が現れ、二人の出会いや過ごした日々など昔のことを教えてほしいと迫られる。泪華が静流との関係性に不安を抱いていると感じた奏多は静流との出会い、そしていつも静流の側にいる理由を話しはじめるのだが……。放課後の図書室で巻き起こるすこし過激なラブコメシリーズ、堂々完結。

感想・レビュー・書評

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  • ずっと瀧浪泪華の健気さが良い形で報われてほしいなあと思って読んでいたので、なんだかほっとしました。シリーズ通してちょっと不思議だったのは、真壁静流にはその場の状況を俯瞰して最適な行動を考えられる特技があるのに、瀧浪泪華絡みのことでももう少し応用できないのかなあということですね(素で対応しているとしても)。まあでも瀧浪泪華相手にそれをやると見抜かれちゃうのかな。壬生奏多の正体がほのめかされたままだったのは少し意外でした。もっとコメディ寄りのラブコメだとこの件で一悶着ありそうです。ちなみに「服を選ぶ」というのはかなり親密な行為という気がしていて、もちろん選び方にもよりますが人によっては浮気認定されたりするんじゃないかなあ。

  • 関係の変わった瀧浪先輩に静流が正面から向き合う最終回。タイプの違う三人のお姉様たちは静流に対する役割もそれぞれ。奏多先輩の役目は最後になってようやく気付いて、あ、そうかと腑に落ちました(答え合わせは番外編の佐伯さんがしてくれました)。さて、そんな彼女たちに愛される静流はなんと幸せ者でしょう。本作品は恋物語であるとともに、彼女たちとの交流を通じて、達観しているようで幼い一面を持つ静流が大人へと一歩近づく成長物語だったのではないかと感じました。九曜先生の次回作を楽しみにお待ちしています。

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著者プロフィール

大阪府在住。2011年よりWeb上で連載を始めた「その女、小悪魔につき――。」が
「アルファポリス第6回青春小説大賞」大賞を受賞。
2014年4月、改稿を経て「その女、小悪魔につき――。」(文庫化にあたり「槙坂涼は退屈を好まない。」に改題)で出版デビュー。

「2015年 『槙坂涼は退屈を好まない。2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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