- KADOKAWA (2023年9月12日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784047376601
作品紹介・あらすじ
対人関係がニガテな伊藤さんは
控え目だけど誰とでも仲の良いクラスメイトの高橋さんを羨んでいた。
ある日、伊藤さんは高橋さんが人を丸呑みしているのを目撃してしまう。
高橋さんは人間に擬態する化け物だったのだ!
恐ろしい怪物が平然とクラスに溶け込んでいた――そんなのって超憧れる!!
ゼッタイ高橋さんと友達になりたい!!
伊藤さんは化け物の高橋さんから、人間社会の“フツー”を教わることに。
浮かれる伊藤さんだが、高橋さんには、ある思惑が……。
異才作家×「幼女戦記」の気鋭イラストレーターのタッグが放つ
青春の焦燥と憧憬が入り乱れて加速するオトメ暴走譚!
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
コミュ障な伊藤さんが、普通の女子高生髙橋さんに扮して生活している化け物に普通とは何かを学ぶ。
【みどころ】
ワーム系化け物の高橋さんと普通を知れば死んでも良いと考えるフツーじゃない伊藤さんとの百合っぽいやり取りを描くホラーなぶっ飛んだ世界観。
【かんそう】
すごいですよ~この漫画!カオスな世界観がサイコーです。開始4ページで化け物の高橋さんが、先生を丸呑みするんです。が、それを見た伊藤さんが一目惚れ。何で人を丸呑みにする化け物が普通に人間世界に溶け込んでいるの!? ぜひその秘訣を伝授していただきたいでござるーってな感じで、人間に擬態する化け物から普通を学ぶっていう、ホントぶっ飛んだ内容なんですよ。読んでて頭が混乱しました。伊藤さんどういう価値観の持ち主?そんなんだから、クラスメートからおかしいと思われるんですよってね。
ただ、この漫画のすごいところは、ギャグかと思わせてじつはホラーな雰囲気だけじゃないんです。百合!百合要素!!伊藤×髙橋の尊い百合要素がほどよくまぶされている。これがいいスパイスになっている。しかも、作画!これがまたいい味を出しいている。幼女戦記のキャラクター原案をご担当の篠月先生の絵が、不気味さと陰のある美しさとを醸し出していて雰囲気が最高なのです。
さらに、テーマ性。伊藤さんは、コミュ障でなんとか普通に振る舞いたいと思っているんですが、ストーリーが進むうちに「普通」とは何かという問題に突き当たる。同調圧力が強い日本ならではの問題提起に、スゲーっと声を上げてしまいました。最後のほうの別の化け物がいう、普通とは他人の邪魔をしないことって言葉に、なるほどと感心させられましたね。
ホラー、百合、テーマ性といろんな要素が混ざった、まさに令和の寄生獣とでもいうべき本作品。ぜひ、ご一読を!!(*'▽')詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
篠月しのぶの作品
