夜勤事件 ~Chilla's Art ノベライズ集~ (1)

  • KADOKAWA (2024年6月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784047379893

作品紹介・あらすじ

大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。だが初出勤にもかかわらず先輩の船橋は早々に退勤し、いきなりワンオペの夜を過ごすことになってしまう。そこへ降りかかる奇妙な出来事の数々。謎の忠告をしてくる客。故障なのかひとりでに開閉を続ける自動扉。そして自分宛に届いた謎のビデオテープ。テープの差出人は不明で、再生してもただ暗闇が映るばかり。さらにその後も毎晩奇怪なトラブルが相次ぎ、ついには自宅にまで差出人不明のビデオテープが送られてきて――。奇妙なコンビニで起こり続ける異変を追う『夜勤事件』ほか、『閉店事件』『夜間警備』『誘拐事件』『パラソーシャル』の計五編を収録!

みんなの感想まとめ

ホラーゲームをノベライズした本作は、深夜のコンビニを舞台にした不気味な出来事を描いています。大学生の主人公がワンオペで迎える夜勤中に、奇妙な客や自動扉の異常、そして謎のビデオテープが次々と彼を襲います...

感想・レビュー・書評

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  • 何作品かは実況動画で知っているが、主人公側の心理描写があるのは小説化ならではで新鮮に感じる。
    ゲームと比較して、この後どうなるかのドキドキ感や得体の知れないものへの恐怖感は劣り、話の流れをラノベ風になぞっている形で、読みやすくはあるのだが微妙だった。
    恐怖ポイントとして読み始めてまずは“閉店時間“で男が携帯を探しているシーンだが、ゲームでは挙動もただ携帯を探している人間という動きではないし、顔や表情も人では無い感じがするし、この小説ではそうゆう詳細描写が足りない。
    ゲームを遊んでいる我々がそう感じるだけで、ゲーム内での世界では日常的な挙動なのかもしれないが…?

  • 永江監督で映画化されると聞き読んでみたんだけど…
    ほんとにゲームのノベライズでした。。
    もう少し小説寄りに仕上がってたら良かったんだけど。
    でも、それだとゲームとは全然違うさまになっちゃうんだろうね…難しいよね。

    起きた事柄の背景とか主人公の気持ちとか、表現されてはいるんだろうけど、今ひとつ浅めに思え…
    ページ数の多さに比べて満足感はあんまりだったかも。
    辛口ですみません。

    元のゲームに触れておられる方には、多分、好評だと思います。


    【追記】
    投稿してから思い出した。
    この本の文章担当された東亮太さん、先日お迎えした本に付いてきた「こわい本ありますフェア」の冊子に寄稿された小説は、とても面白かったです。
    非売品だから感想書く場所がないのが悲しい…
    このノベライズ本の「夜勤事件」のスピンオフ的なお話で、とても短めなんだけど印象に残るお話でした。
    冊子の中では一番良かった。好みでした。

  • ホラーゲームメーカーChilla's Artさんのゲームをノベライズした作品集。YouTubeのゲーム実況や考察動画でよく取り上げられていて、実際ゲームはやったことはないけど馴染みはあったので読んでみた。作家さんが書いているけれど当然ながらチラズアートさんの監修は入っているので、物語の真相などは合っているよう。
    チラズアートさんのゲームはいじめ・虐待・ストーカー被害・宗教などのリアルな社会問題を背景としているので、そこがプレイヤーに感情移入させやすいのかもしれない。全てを語りきらない、考察させるセリフや演出も小説と違ってゲームならではだと思う。それと登場人物の言動がいちいちツッコミどころ多々だったり、マルチバースで活躍する船橋というディスりキャラも面白くて、それもこのノベライズでしっかり描かれていた。

    「閉店事件」「夜間警備」「誘拐事件」「パラソーシャル」「夜勤事件」

    個人的には毒親の育児放棄をベースに姉弟の奇妙なサバイバル劇を描いた「誘拐事件」が印象に残った。

    *直接本書とは関係ないけれど、挟まっていた販促用と思われる小冊子『こわい本あります 怪談集』がタダなのに贅沢で驚いた。背筋さんや寝舟はやせさんなどの2〜5ページの短編が収録されている。ヨシモトミネさんの短編が不気味で面白く、著者に興味が出て『この会社は実在しません』を読んでみたくなった。……しっかり販促効果あげている(笑)。

  • ゲーム実況を見ていて、気になったので購入。

    ゲーム実況だと、捉え方の正解はなく、考察も見て楽しんでいたけれど、チラズアートさん公式のストーリーを見て思わず本作に載っていた五作はゲームを見返しました。
    この表現はこういう事だったのか、この演出は気づかなかった!などますます作品が楽しめる一冊でした。

    ぜひホラーゲーム好きな人、チラズアートさんのゲームをプレイ・見たことがある人におすすめです!
    ちなみにポッキーさんが個人的にオススメです♡

  • ゲームなら映像で
    その風景や雰囲気を表現できるから
    きっと面白いんだろうなー。
    でも、やっぱり言葉で
    不気味さや恐ろしさなんかを表現し
    ドキドキハラハラさせるのは
    難しいことなんだなー。
    ゲームの中の主人公を小説として
    細かく描写しようとすればするほど
    粗が目立ってしまい
    ちょっと限界を感じた。

  • インディーホラーゲームメーカー、Chilla's Artが制作したゲームをノベライズしたもの。
    『閉店事件』『夜間警備』『誘拐事件』『パラソーシャル』『夜勤事件』の五作が収録されている。

    ゲームについてはまったく知らずに読んだ。
    なんか、まるでゲームの操作をそのまんま出力して小説の形にしたような作品だなぁ、というのが正直な感想。
    明らかに「これ、プレイヤーがゲームの操作をしてる場面だよね?」というところが何ヵ所もあり、小説を読んでいるというより、動画でゲームプレイを観ているような感覚になった。
    しかも、軽く調べた限り、ゲームと展開やオチ、登場人物の台詞などもあまり変わらない模様。
    展開もオチも変わらず、というのなら、わざわざノベライズする必要性は皆無なのではなかろうか。
    少なくとも、ゲームをプレイ済み、あるいはプレイ動画を視聴済みなら読む必要はないだろう。

    オチとしては『誘拐事件』『パラソーシャル』が好み。
    続刊が出ているが、絶対テイストが同じだろうから買わない。

  • YouTubeで「夜勤事件」と検索したら、小説の内容そのままにゲームにした動画が投稿されてたからそれを観た方が早い。

    動画の内容をそっくりそのまま小説にした感じ。

    不気味ではあったが、物語りで頻繁に起きていた怪現象の謎は分からないまま。

    過去に忌まわしい事件が起きて……というのもなく、推理するにも手がかりがない。

    動画で楽しんだらそれで十分かなと思う。
    視覚情報がある分読むよりも物語りはすんなり入って来るし、怖さも動画の方が怖かった。

  • 小説版は主人公の心情が書かれてるのが良かった。話も爽快でサクサク読めた。おすすめ

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  •  ゲームクリア後(視聴後)に読むと理解が深まると思います。私はゲーム実況を見た事があるくらいの理解度で読みました。ゲームの展開と殆ど同じであるため、それ以上に面白いということはないかもしれません。然し、主人公の情報やその主観に基づき、ゲームのテキストでは表示されなかった主人公の思いがわかるのが面白く全体の理解が深まりました。
     あくまで私の感性の問題かもしれませんが、もとのゲームがそこまでのホラー度合いではないこともあり、本書はそのゲーム以上に怖くないと思います。完全にホラー無しではありませんが、ホラーテイストくらいの気持ちで読むと良いでしょう。強いて言うなれば『夜間警備』が一番怖いと思います。
     既にゲームを知っていてざっとホラーに触れたい、ゲームの理解を深めたい方におすすめです。

  • 映画を観た。
    確かに
    『えーっ、リング知らないの?』とか、
    『呪怨、観たことないんだ!』
    という世代がいて、全くおかしい事は無いほどの時が流れた(笑)。
    (実際、春休み序盤だったシアターには中高生がいっぱいいて、当然静かに鑑賞したい私は時折の悲鳴に些か閉口させられた…まぁ、そういう年頃だよな)
    でも、
    映画、及第点はクリアしてます!

    とは言え、体育館座りでおかっぱの子供とか、見たら呪われるビデオならぬSDカードとか、これはオマージュとかの次元ではなく…
    『ザ・丸パクリ』だった!(笑)

    で、忘れた頃合いでの図書館から予約順が回って来たとのメール。
    うーん、連絡して順番スルーしようかと思った矢先に、こちらは待望の『天神さま2』の順番も同じくやって来た。

    私は好きなものは有り難くあとにいただく性質なので、まずは『夜勤…』から(失礼ですね)、400頁かぁ微妙な長さだな、と、読み始めたところがコレがなかなか面白いというか薄気味悪い!
    すぐ読了。

    正直言って、内容は色々浅いし、人の行動原理に矛盾する様なおこない多数で、完成度は低いと思う。 ただ、ホラーの肝は要するに怖いかどうかだと思うので、映画同様に及第点でしょうか。
    浅くはありますが、怖さは担保されております。

    個人的には『パラソーシャル』の牧歌的内容は良かった。 あと『夜間警備』は普通に怖いかな。

    先に綴ったけれど、
    登場人物の行動原理…つまり生存本能に明らかなバグを抱えてるヒトが多くて、それが没入を阻害するにはするんだけど、よく考えたらゲームのノベライズなら、怖いっ!と逃げたらエンディングに進めないものね。とどまるしかないよな。
    そりゃそーだ(笑)。

    さて、次はこころ優しい日本三大怨霊のお話を読もうっと。

  • ゲームを知ってる人の方が楽しめると思う。
    トゥルーエンドが採用されてるのかな。
    夜勤事件では船橋先輩が出てきて熱かった。厚さがあるけどサクッと読める。主人公の感情が細かに描かれてるところにゲームとの差が出てて、そこが独自の怖さに繋がってるのかなぁ。

  • 映画化予定の怖いゲームのノベライズで表題を含めて計5編の短編からなる。自分の理解力の問題なのか前半三作は話の筋が掴みきれなかった。パラソーシャルは面白かった。夜勤事件はゲームや映画など映像化してこそ怖さが伝わるのかなと思った。2.8

  • ホラーゲームのノベライズ。
    長女がこの手のホラーゲーム実況大好きで、この本も彼女から借りました。
    文章なのに、ホラーゲームをプレイしているような気分になる新感覚の読みものだったなあ。なので、主人公たちもちょっと胆力ありすぎるw
    おもしろく読めました。

  • 元のゲームはやったことも見たこともありませんが、確かにゲームのノベライズだ!と思いました。
    閉店事件、夜間警備、夜勤事件の3つは、逆にこれがゲームでなければおかしいと思うくらい。
    自分はパラソーシャルが一番好きでしたが、どれも程よく怖くて面白かったです。
    でも閉店事件と夜勤事件は似てる。

  • 2025.05.08読了

    Chilla's Artさんのゲームのノベライズ集。

    そもそも日常の中の「違和感」と「狂」にあふれたゲームなので小説として読むことで画面とはまた違うゾクっとした感じが楽しめた。ゲームでは自分視点なんだけど、小説は第三者視点に感じられて、そこもまた楽しかった。

    ちょこちょこ読んでゲームに戻り、を繰り返したので時間がかかった。エンディングを知っていてもおもしろかった。むしろ文章で読んだほうが、このエンディングは怖さが増す気がした

  • チラズアートはまったく知らずに読みました。
    どれもはっきりしない怖さがこわかったです。
    パラソーシャルが1番好みでした。

  • ホラーゲーム実況でお馴染みの、チラズアートのインディーホラーゲームのノベライズ。
    どれもゲーム実況動画で見ておおいに怖がらせていただいた作品。

    ゲーム内容がほぼ忠実にノベライズされていて、かつゲームにはない主人公(プレイヤー)の心理描写もあっていいノベライズだと思った。
    ゲーム内では事の真相が詳しく語られないこともあって様々な考察がされていた部分も小説ではこういう解釈なのね、というのも面白く読ませていただけました。

    音や映像による怖さが得られない分は主人公の心理描写による怖さでカバーできていたと思う。
    ゲーム特有のあの音とかが苦手な人にはちょうどいいのではないかと。

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