やけくそで密入国した夜逃げ聖女は、王弟殿下の愛に溺れそうです (1) (ビーズログ文庫)

  • KADOKAWA (2024年6月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784047380189

作品紹介・あらすじ

皇女の身代わりとして酷使されていた聖女エミリア。しかしエミリアの人気に嫉妬した皇女に“偽聖女”として投獄されてしまう! 
なんとか脱獄して隣国への逃亡を野盗に助けてもらうと――「報酬は君がほしい」って野盗の正体はまさかの隣国の王弟殿下!? 
聖女とバレないようにひっそり暮らすはずが殿下に気に入られて契約結婚をすることになり?  

感想・レビュー・書評

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  • 平民だからと皇家に聖女の力を利用されていたのに、それで多くの人を救えるならと頑張っていたエミリアが本当にいい子。
    それは逃走先でも変わらなかった。
    ダフネはそのせいでかなりヤキモキしただろうけれども、そこがエミリアのいいところだしなあ。
    そして、案の定な過去持ちだったディオン様。
    うん、知ってた。
    予想外だったのは、ネタバレが遅かった件。
    王弟様、ヘタレでしたなあ。

    エミリアを利用していた者、嫌っていた者は総じて罰を受けたので、すっきり。
    ただ心の底から反省するかは疑わしい気はする。
    特に皇女様が……我儘垂れつつしぶとく生き残りそうなキャラだ。
    仮にも聖女なので生き残ってくれないと困るのだが。
    個人的にはグレイヴ様がイケオジで推しでした。
    挿絵ありがとうございます!
    眼福でした。

  • 最初から、ヒロインが根性が据わっていて、境遇がかなり悲惨すぎるのに前向きでしっかり自分の考え方を持っていて、自分の立場や境遇を嘆いたりせず、自分の考え方で行動をとれる素敵な女性でした。 そして、隣国で密入国した彼女を隣国の王弟殿下が溺愛していく過程が楽しかったです。彼女は結構立場をしっかりわかっていて、そのずれが、読んでいてワクワクしました。なぜ、彼は、彼女を保護して、しっかり守ろうとするのか??その理由はしっかり描かれいてそこも本当に素敵でしたね。

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