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Amazon.co.jp ・マンガ (282ページ) / ISBN・EAN: 9784047381490
作品紹介・あらすじ
埋まらない恋の隙間と、国と国の隙間。政治と民衆の隙間。日々、迷い悩み翻弄されることは多いけれど、生きることの根本の愛おしさを信じる。高妍さんの紡ぐ物語にはいつもそれがある。だから、好きだ。
ーー江口寿史(漫画家/イラストレーター)
「琉球と台湾の歴史って、似てると思うんだ」
留学生として沖縄での暮らしを始めた、台湾人の楊洋(ヤンヤン)。沖縄で生きる人々、そして同じく留学生として日本にやってきた中国人の李謙(リーチェン)や台湾人のワンティンと関わる中で、彼女は自身と他者、母国と沖縄、それぞれのアイデンティティに向き合うことになる。一方、台湾では、楊洋(ヤンヤン)が想いを寄せる青年・Jが、国民投票に向けて活動を活発化させていた。異なる土地でそれぞれが抱える葛藤と希望は、やがて……。
「怒りも悲しみも、全部。行き場のない感情を乱暴に撒き散らしてでも、伝えたい想いがあった、あの頃」
ひまわり学生運動、表現の自由、同性間の婚姻の保障、国民投票。私たちが私たちであり続けるために、私は飛び出す。“怒り”と“愛”を抱きしめて。フリースタイル「THE BEST MANGA 2023 このマンガを読め!」第2位&宝島社「このマンガがすごい!2023」オトコ編・第9位ランクイン、『緑の歌 - 収集群風 -』で鮮烈なデビューを飾った高妍(ガオ・イェン)が“今”に放つ、新境地。超厚【282ページ】の第2巻。
●高妍(ガオ イェン)好評既刊
『緑の歌 - 収集群風 -』上・下
●コミックビーム 公式X(Twitter)
@COMIC_BEAM
みんなの感想まとめ
多様なアイデンティティと感情の葛藤を描く物語が展開され、主人公ヤンの成長と内面の揺らぎが印象的です。沖縄での留学生活を通じて、彼女は台湾の現状や自らの過去と向き合い、いじめや恋愛の苦悩を抱えながらも、...
感想・レビュー・書評
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『隙間』第2巻です。第1巻では、介護していた祖母を亡くし、諸々のしがらみを断ち切るように沖縄へ交換留学した当初が描かれました。新たな出会いと並行して、いじめられ暴力を振るった記憶、自分が受けてきた教育への疑問や台湾の現状、上手くいかない恋愛…、様々な記憶がフラッシュバックします。怒り・悲しみの感情が根幹にあるようです。
第2巻では、さらに主人公ヤンの内面が揺さぶられる描写が続きます。同じ留学生との価値観の違い、LGBTQ+や台湾の独立、言論の自由などのテーマが巧みに融合し、自分にも何かできると思えるようになっていきます。
自分も含め、日本人には平和ボケ、事なかれ主義、無関心が蔓延している気がします。人付き合いが下手で、感情の起伏が大きい主人公ヤンですが、とても眩しく映ります。3巻へ続きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
台湾という国の複雑さと、日本という国の能天気さが、沖縄というこれまた多面的で奥深い場で、どう化学反応していくのか、興味深い。
誠実さと、抜群のセンスとデッサン力のある絵が、テーマをより奥深くさせることができるのだな、ということを知る。
この人の描くものは追っていくことにしたい。 -
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こんにちは^_^
台湾のことを知りたいと思っていたところ、レビューを拝読し、これは読まなくては!と思いました。一気読みでした。私も、これは紙...こんにちは^_^
台湾のことを知りたいと思っていたところ、レビューを拝読し、これは読まなくては!と思いました。一気読みでした。私も、これは紙の本がいいと思います。
さとるさんは、いつも本の内容をうまくまとめられていいですね。私なんか、こんがらがっちゃって大変です。
いい漫画を紹介してくださり、ありがとうございました!2025/08/25 -
こんにちは。
レビューを気に入ってもらえて光栄です。
ネタバレ率の高いレビューが多いので、いつかクレームがくるのではないかとヒヤヒヤしている...こんにちは。
レビューを気に入ってもらえて光栄です。
ネタバレ率の高いレビューが多いので、いつかクレームがくるのではないかとヒヤヒヤしているのですが。
自分も、くにちゃんさんの率直な気持ちが書かれてレビューをいつも楽しんでいますよ。
『隙間』は紙の本ならではの良さが味わえる作品でしたね。帯やカラーページも素敵でした。
『緑の歌』も近いうちに読んでみようと思います。2025/09/03 -
コメント、ありがとうございます♪
漫画から遠ざかっていたので、さとるさんの投稿がなければ、知らずに過ごしてました
感謝!コメント、ありがとうございます♪
漫画から遠ざかっていたので、さとるさんの投稿がなければ、知らずに過ごしてました
感謝!2025/09/03
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バイト先の古本屋の中性的な店長への淡い気持ち。
オスカー・ワイルド
台湾で初めてゲイであることをカミングアウトした祁家威(チー・ジアウェイ)
アジアで初めての同性婚合法化……。
ヤンの目を通して目まぐるしく時代が動いているのが伝わってくる。
この巻で最も重要なのは、鄭南榕(ていなんよう)氏についての記述だと思う。台湾の政治雑誌『自由時代』の元編集長。台湾の民主主義と言論の自由のために焼身自殺を遂げた人物。
“あとは 君たちがやるんだ”
焼身自殺を図ろうとしていることを知った妻が「あなたの愛する台湾は…台湾の人たちはどうすればいいの!?」と尋ねた時の彼の答えがこれだ。
この言葉はしばらく胸に残るだろう。
次に台湾に行ったら、鄭南榕基金会 紀念館を訪れたいと思った。 -
2巻を読み終わって、巻末の歴史についての学びのページを読んで、いや、ちょっともう打ちひしがれた
1巻を読んで「なんとなく」わかった気になってた自分をハッキリと突きつけられて、迷い込ませてくれた
1巻と巻末ページを読み直し、頭の中で歴史の流れを整理しながら読む必要があった
この時間を持てたことこそ、隙間を読んだ意義があったなぁと思った
このあとも見守りながら、わたしもお勉強し続けるぞ -
見返りは求めない恋が成立するかは分からないけど、きっと通過点にできると信じて。
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「教えてくれてありがとう」という言葉が、
もう解決できそうにないほど深刻な問題を抱える政治的な側面で使われていて、
もしかするとこういう文化を創造する人が世界を変えてくれるのかもしれないと思った。 -
台湾の政治的変動を日本から眺めつつ、台湾人としてのアイデンティティ、そして日本でともに暮らす同性愛者との友情、主人公の今後が気になる第二巻。
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主人公がすぐ泣くのには理由があるのだろうか
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