帝都物語 6 不死鳥篇

  • 角川書店 (1986年7月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784047778061

みんなの感想まとめ

物語は戦後の混乱を背景に、加藤と恵子がそれぞれの道を歩みながら日本へ帰還する様子を描いています。加藤は新たな肉体を得て、真の敵を見極めるための策略を練る一方で、反撃の激しさに苦しむ姿が印象的です。また...

感想・レビュー・書評

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  • 前巻で幕の開きかかった第二次大戦が本巻では既に終結し、香港に居た加藤と恵子はそれぞれの道から日本へ向かう。
    戦後のどさくさに紛れて新たな肉体を培った加藤は、自分の邪魔をし続ける真の敵の正体を見極める為の策をたてるが反撃も激しく難航する。
    一方、心身共に虚弱な母を支えて何とか戦中を乗り切った雪子の元に恵子が現れ、由佳理の体調を整えようと特別な土産を手渡すが…。
    この巻を読んだ感じからすると、4巻で発覚した雪子の父問題は、母子とも正気で無かったので記憶していない事柄として処理されているようだ。幸田も鳴滝も伏せ続けたのだろうか。
    その幸田は戦後亡くなったと簡単に報告され、鳴滝は加藤の帰国を知って彼を追ったようだがその後のことはこの巻では語られなかった。
    1巻から散々な目にあってきた由佳理は、この巻末でようやく真の幸福を得る。5巻に比べて楽しく読み進められたので★4つ。

  • 全裸中年男性に祟られる大川周明が気持ち悪くてよかった。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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