帝都物語 7 百鬼夜行篇

  • 角川書店 (1986年10月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784047778078

みんなの感想まとめ

混沌とした東京を舞台に、怨霊たちが地上を跋扈する様子が描かれています。終戦後の時間の亀裂が生じた都市で、主人公加藤は地霊を呼び覚まそうと奮闘し、同時に政治的陰謀に巻き込まれていきます。平岡公威が三島由...

感想・レビュー・書評

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  • 終戦を境に時間の亀裂を生じた東京。以来、地中に封じられていた怨霊たちが地上を跋扈し始めた。しかし加藤は未だ、首塚に封じられている東京を護る地霊を起こすことができずにいた。首相になった石橋湛山に毒を盛り、一方では式神を使って学生を焚きつけ、安保闘争を激化させて東京を破壊しようと目論む。
    6巻で登場した平岡公威は三島由紀夫となって加藤の元で自己実現していく一方、平岡に憑いていたかつての恋人中島莞爾の変わり果てた姿にショックを受ける辰宮雪子。
    混沌の東京に、無敵とすら思われる邪視の力を持った異人ドルジェフが現れ、眠りを妨げられることを嫌った将門は目方恵子に加藤の力を借りてこれを討てと命じるのだった。
    この巻で初めて、首塚の秘密が具体的になるほか、出自と時代に翻弄された雪子の哀れさが際立つ。

  • 三島由紀夫が出るのであった。
     角川源義さんの方が桜を管理してゐるのであった。
     ドルジェフさんはロシヤ辺りの人なのだが、いろいろあって違和感ないけど英語で『ランドルフ・カーターの陳述』をやってゐるのであった。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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