ミステリークラブ (カドカワ・エンタテインメント)

  • 角川書店 (1998年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784047881204

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  • 巨大蟹が出現した街で起こる、蟹が犯人だと思わせるような殺人事件。もうこれだけでアホらしいんですが、フォークロアに猟奇殺人にアンティークの講釈も絡んで趣味の世界にまっしぐらです。それもアンティークといっても昭和の時代のおもちゃやグッズなので、好きな気持ちは分かるけどなにもそんなものに夢中にならなくても・・・と半分引き気味でした。が。圧巻の292ページ以降で脱帽です。自分の中にも昭和への思い入れがあったことに気付かされ、参りました、と言わざるを得ませんでした。こんなことにページ割かなくても、と思っていたことが最後の最後で大事なキーワードになっていて、ミステリとしても大満足。長編の方が楽しめる作家さんかもしれません。

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著者プロフィール

1959年岡山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。映画会社に勤めながら、94年に『おなじ墓のムジナ』で第14回横溝正史ミステリー大賞に佳作入選し、作家デビュー。主な著作に『パズラクション』(原書房)『死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿』(講談社)など。

「2023年 『エフェクトラ 紅門福助最厄の事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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