スコッチ・ゲーム―匠千暁シリーズ (カドカワ・エンタテインメント)

著者 :
  • 角川書店
3.31
  • (3)
  • (10)
  • (30)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 77
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047881228

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 飲んでから解くか、解いてから飲むか。酩酊推理の合体パワーが炸裂するキャンパス4人組ーー通称タックこと匠千暁、ボアン先輩こと辺見祐輔、タカチこと高瀬千帆、ウサコこと羽迫由紀子ーーが安槻大学に入る前。郷里の高校卒業を控えたタカチが学園の寮に戻ってくると、同性の恋人が殺されていた。
    容疑者は奇妙なアリバイを主張。犯行時刻、自宅マンションの入り口で不審な人物とすれちがった。その人物は、お酒のにおいをぷんぷんさせ、手に1本の高級スコッチ・ウィスキーを下げていた。つけていくと、河原に出、ウィスキーの中身をすべて捨て、川の水で中をすすいでから空き瓶を捨て去った、と。そして第2の惨劇が……。
    タックは2年前の事件の謎を解き、犯人を指名するため、雪降りしきるタカチの郷里へ飛んだ。

    装画 / 本多 厚二
    装丁 / 菊池 千賀子

  • 匠千暁シリーズをちゃんと順番通りに読もうシリーズ第三弾。
    これでうっかり『依存』を先に読んでしまった状況に追い付く。

    本作は、タカチの過去に肉薄する。
    今そう書いて、あれ、早くない?と思った。
    急展開だなおい。前回知り合ったばかりだぞ。時系列的には『麦酒』があったとは言え。

    これが終わると、タックとタカチの関係が激変する。
    ので、RPGでマップが入れ替わるイベントの前後みたいなもので、その後には見られなくなるものがある筈。
    というか本作はほぼ過去編なので、もう手遅れである。前回まででそのヌルい感じは楽しんでおいてください。
    これに関しては作者もとても難しい判断が必要だったんだろうと思う。
    なので『依存』後は短編で自由に進行する嫌いがあるのだろう。

    本作の内容について。
    正直、事件は割としょうもないかもしれない。
    結論を見ても、はぁ、という感じ。
    あくまでもタカチの歴史として重要な事件だったということだな。

  • タック&タカチシリーズ第五弾。
    折り返し地点通過。前作で触れられていたタカチの過去を解き明かす一作。
    前作あたりから下戸も勘定に入れて貰ったらしくこのシリーズにハマり気味(笑)
    妄想探偵から想像探偵になってきた模様(笑)
    次作はタックの過去が語られるのかなあ。
    しかし、ボアンに続いてタカチのタックの容姿に容赦ない表現が酷すぎて笑える( ´,_ゝ`)プッ

  • タックシリーズ長編4作目。あとがきにもあるけど、前作「仔羊の聖夜」の姉妹編のような感じ。でも前作の方が断然面白いと思う。読んでないけど第1作目にも繋がるんだろうな。何か犯人にはびっくり。こんな理由で殺人を繰り返すなんてアリ?でも無差別に近いといわれれば、理由なんてあってないようなものか。しかし変な苗字がありすぎじゃないか?覚えにくくてしょうがない。惟道晋がほんとに最低な人間のように書かれてる。しかしタカチは辛い人生だろう。美人も楽じゃない、というのを地でいっている。

  •  郷里の高校卒業を控えた高瀬千帆こと、タカチが学園寮へ帰ってくると、同性の恋人が殺されていた。2年前、大学に入る前に起こった悲しみの事件の謎に、キャンパス四人組が挑む。

     タカチって、このシリーズの中じゃ特にファンが多いんじゃないかな?
     私は、仲間たちに恵まれた彼女が羨ましいです。

  • ○一読目の感想
    ミステリーなんやけど、ちゃちいと言うか。
    キャラ設定も犯行動機も推理の根拠も。
    もうちょっと練れる感じがしました。
    シリーズ物らしいから他のも読んだらもっと面白く読めるかも。

    ○二読目の感想
    シリーズを初めから読んで、これを読むと良さが分かった。
    タカチとかのキャラが分かってると面白く読める。
    シリーズ物やのに版元は違うわ、タイトルも統一感ないわ、で
    どの順序で読めばいいのか分からんのが難点かな(笑)
    ☆2から、☆4へ変更。

  • キャンパス四人組が、タカチの過去の謎に挑む!

    郷里の高校卒業を控えたタカチが学園の寮へ帰ってくると、同性の恋人が殺されていた。なぜ彼女は殺されたのか?キャンパス四人組のシリーズ第四弾!

  • タックシリーズ。タカチの過去が明らかに。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業後、高知大学助手などを経て執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、’95年『解体諸因』でデビュー。近著に、『回想のぬいぐるみ警部』『悪魔を憐れむ』『探偵が腕貫を外すとき』など。

「2017年 『新装版 七回死んだ男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スコッチ・ゲーム―匠千暁シリーズ (カドカワ・エンタテインメント)のその他の作品

西澤保彦の作品

ツイートする