風信子の家 神代教授の日常と謎 (カドカワ・エンタテインメント)

  • 角川書店 (2010年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784047882027

作品紹介・あらすじ

桜井京介の恩師、W大教授の神代宗の日常に起こる数々の謎……。完結間近の人気「建築探偵」シリーズの番外編ミステリーがノベルズで登場!

感想・レビュー・書評

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  • 「風信子」と書いて「ヒヤシンス」と読むそう。
    ずっと読み続けてきた桜井京介シリーズの神代先生を中心にすえたスピンオフ短編集。
    本編が終了してから発見。読まなくてはいけない気になって手にとる。
    なんだろ、ずっと会話が恥ずかしくてモゾモゾしてしまう。
    時代を表して意図して書いてるんだろうか。
    朝井くんの小説や有川浩の小説もこんな風に恥ずかしくなる日がきてしまうのかな。

    高校時代の友人からの挑戦状。
    教え子の嫁ぎ先の屋敷の心霊写真。
    完璧な兄の自殺の謎を追う少女。
    クリスマスに顔を強張らせる彼へのプレゼント。
    大学時代の印象的な彼女の死の謎。

    すでに時間が経った「死」をめぐる短編集。
    「死」が認められず苦しみ、「死」が納得できず原因を探る、「死」に安堵して目をそらす。

    それにしても、昭和も遠くなったもんだ。
    このシリーズだから仕方ないけれど、暗い話が多い。
    その中で「クリスマスは嫌い」は狙い通りホッとする一編。
    ホッとするけど、どんなに子供っぽくても13歳の男の子をここまで溺愛するのはどうなんだろ。

    「原因を究明するより、プラスのイメージをつけ加える方が、蒼の気持ちを変えるには役に立つのではないか、ということです」

  • 建築探偵シリーズのスピンオフとのことだが、シリーズのレギュラーキャラが次々現れるのはともかく、京介や蒼が探偵役を務める短編もあって、オリジナルシリーズと特に差別化はできていない感じ。後半の「干からびた血、凍った涙」と「思いは雪のように降りつもる」の二編は、事件と神代教授らの絡ませ方があまりにも強引で、本来はノンシリーズ向けのアイデアストックを流用したんじゃないかとも思える。とはいえ、この無理矢理感が作者さんの持ち味と言われたら納得はしますね。

  • 文章は嫌いじゃないけど、
    なに?この全体のぼんやり感…。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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