ミラー・エイジ (スニーカーブックス 8-1)

著者 : 安田均 水野良 白井英 友野詳 山本弘 清松みゆき

• KADOKAWA (1998年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[avikyokanさんの感想 · 2015年1月29日]

ファンタジー作品が有名な著者グループだが、歴史フィクションであり、SFであり、ともかくほかの作品とは異質で印象に残る本。

[kuroinohosさんの感想 · 2018年5月13日]

水野先生は歴史ネタをふられるとプリニウスを選ぶのであった。うむうむ。
　友野先生は、江戸時代を描くんだらうなぁと思ってたら予測の範囲だった。
　山本弘先生が、改変された歴史をそこそこ書いてゐた。先生は他に、古代エジプトを描いてゐた。これはえすえふの人なら須らくやるべき信仰観(徹底的に人間に都合の悪い神を設定する)を一発ぶち立てるおバカたれがどうたらであった。多分ラストのナニは、日本人の作家としては異常でいい筈。
　“鏡”の使用法はなかなかかっこいい。

著者プロフィール

1950年生。翻訳家、ゲームデザイナー、小説家、アンソロジスト。株式会社グループSNE代表。訳書にスミス「魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》」「魔術師の帝国《2 ハイパーボリア篇》」、ウィルヘルム「翼のジェニー」（共訳、アトリエサード）、フィルポッツ「ラベンダー・ドラゴン」、マーティン「サンドキングス」（早川書房）、プリースト「逆転世界」（東京創元社）、ワイス＆ヒックマン〈ドラゴンランス〉シリーズ（KADOKAWA）等多数。

「2020年 『魔術師の帝国《３ アヴェロワーニュ篇》』 で使われていた紹介文から引用しています。」