不思議な少年第44号

  • 角川書店 (1994年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784047912182

みんなの感想まとめ

テーマや体験において、独特の魅力を持つ作品であることが際立っています。マーク・トゥエインの作品に対する既成概念を覆す内容が展開され、読者は新たな視点を得ることができます。難解な部分もあるものの、その中...

感想・レビュー・書評

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  • 「トムソーヤの冒険」のマーク・トゥエインさんの作品。全然イメージ変わりました。

  • 少女革命ウテナ等のアニメ作品の監督である、幾原邦彦監督の好きな小説だということで読んでみた。
    粗筋が聞いていた内容とは少し違い困惑する。
    どうやら「不思議な少年」と「不思議な少年 第44号」は別の作品のようだ。
    (前記の作品はどうやら他の人間の手が加えられたものらしい)

    読み進めてみたが、難解であり理解が難しい。
    ペシミズムの世界と謳った作品であったが、44号のラストの台詞に集約されているのだろう。
    以下引用。

    “神なんていうものは存在しない。宇宙だって、人類だって、地上の生活だって、天国だって、地獄だって、存在しないのだ。それはみんな夢なのだ。グロテスクでバカバカしい夢なのだ。何ものも存在しないのだ、『きみ』以外にはね。そして『きみ』も『考え』にすぎないのだ。”
    “さすらいの『考え』、役立たずの『考え』、帰る家もない『考え』かのだ。そして空虚な永遠のなかでひとり寂しくさまよってきるのだ!”

  • 積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 26/56
    ’16/12/13 了

    今はもう潰れてしまった古本屋で10年ほど前に購入。
    このチャレンジを良い機会に読んでみたが……
    常軌を逸するレベルで面白くない。

    冗長な婉曲表現の波状攻撃がただただ苦痛。

    最後の4ページの形而上学的な宇宙観以外は要らない。

    ただし、当時キリスト教圏で神の不存在を説いたのはセンセーショナルだったのではないか。「私」(本作においては『きみ』=アウグスト)という存在が知覚して初めて、「私」の中に宇宙が存在しうる、という形而上学的認識論を大衆小説で展開しようとしたのは挑戦的だったと言えるのでは無いか。
    そんな風に思った。

    「〜その産物は夢であり、きみはその夢の創り手なのだ。(略)神なんていうものは存在しない。宇宙だって、人類だって、地上の生活だって、天国だって、地獄だって、存在しないのだ。それはみんな夢なのだ。グロテスクでバカバカしい夢なのだ。何ものも存在しないのだ、『きみ』以外にはね。そして『きみ』も『考え』にすぎないのだ。」(P259)

  • マークトゥエイン感を壊すのには最適な1冊。難解であり、引き込まれる所もある。が、やはり難解であった。。。

  • すべては考えに過ぎない。

  • 「不思議な少年」は編集されたものとあったけど・・・。「不思議な少年」の方が読みやすい。

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著者プロフィール

Mark Twain
アメリカの作家。1835年11月30日ミズーリ州フロリダ生まれ。本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。4歳のとき、ミシシッピー河畔のハンニバルに移住し、12歳で父を失い、印刷屋に奉公する。1857年ミシシッピー川の水先案内人を経て、1861年新聞社に勤めマーク・トウェイン名で文筆活動に入る。『トム・ソーヤーの冒険』(1876年)や『ハックルベリ・フィンの冒険』(1884年)など幼年時代の自伝的小説で20世紀アメリカ文学に影響を与える。その後も冒険や自然の要素を取り入れた小説のほかに、エッセイ、旅行記など数多くの作品を発表し、当時のアメリカで最も人気のある作家となった。1910年4月21日、74歳で死去。

「2025年 『ハックルベリー・フィンの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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