不思議な少年第44号

  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047912182

感想・レビュー・書評

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  • 「トムソーヤの冒険」のマーク・トゥエインさんの作品。全然イメージ変わりました。

  • 積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 26/56
    ’16/12/13 了

    今はもう潰れてしまった古本屋で10年ほど前に購入。
    このチャレンジを良い機会に読んでみたが……
    常軌を逸するレベルで面白くない。

    冗長な婉曲表現の波状攻撃がただただ苦痛。

    最後の4ページの形而上学的な宇宙観以外は要らない。

    ただし、当時キリスト教圏で神の不存在を説いたのはセンセーショナルだったのではないか。「私」(本作においては『きみ』=アウグスト)という存在が知覚して初めて、「私」の中に宇宙が存在しうる、という形而上学的認識論を大衆小説で展開しようとしたのは挑戦的だったと言えるのでは無いか。
    そんな風に思った。

    「〜その産物は夢であり、きみはその夢の創り手なのだ。(略)神なんていうものは存在しない。宇宙だって、人類だって、地上の生活だって、天国だって、地獄だって、存在しないのだ。それはみんな夢なのだ。グロテスクでバカバカしい夢なのだ。何ものも存在しないのだ、『きみ』以外にはね。そして『きみ』も『考え』にすぎないのだ。」(P259)

  • マークトゥエイン感を壊すのには最適な1冊。難解であり、引き込まれる所もある。が、やはり難解であった。。。

  • すべては考えに過ぎない。

  • 「不思議な少年」の言動や起こす事件は、ファンタジーのようでもあり、SFっぽくもある。発表されなかった作品だけあってあちこちが粗い。特に最後、さらに事件が起こりそうなところで物語が終わってしまう。

  • 「不思議な少年」は編集されたものとあったけど・・・。「不思議な少年」の方が読みやすい。

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著者プロフィール

Mark Twain 1835年-1910年.
邦訳された自伝に、
時系列順に並べられている
『マーク・トウェイン自伝 〈上・下〉 ちくま文庫 』
(マーク トウェイン 著、勝浦吉雄 訳、筑摩書房、1989年)
や、トウェインの意図どおり、執筆順に配置され、
自伝のために書かれた全ての原稿が収録されている
『マーク・トウェイン 完全なる自伝 Volume 1〜3 』
(マーク トウェイン 著、
カリフォルニア大学マークトウェインプロジェクト 編、
和栗了・山本祐子 訳、[Vo.2]渡邊眞理子 訳、
[Vo.1]市川博彬、永原誠、浜本隆三 訳、
柏書房、2013年、2015年、2018年)などがある。



「2020年 『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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