• Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047912854

作品紹介・あらすじ

釣り師の心は古今洋の東西を問わず同じである。魚たちの気まぐれに翻弄され、知恵をしぼって竿を振る。草木鳥獣の囁きに心を奪われ、虫たちの舞踏に目を凝らす。釣り師たちは、しばし、水辺の思索者になるのだ。英国釣り文学の真随。

感想・レビュー・書評

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  • 2011/02/23 予約 2/27 借りて読み始める。 
    3/10 面白かったけれど、(釣りはやらないので・・・) 飛び飛びに半分ぐらい読んで終わり。

    今読んでいる本、 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 の中で、ステキなエッセイと紹介されていたので、読んでみることにしました。
    エドワード グレイは、「第一次世界大戦時のイギリス外相」で、自然と親しむイギリス上流階級の人とのこと。

    読み始めたら、中身は大勢の釣り人のエッセイ集(他の本から集めたもの)でした。
    19世紀の英国紳士の趣味 「フライフィッシング」、川、自然、人生、ノスタルジア・・・。

     釣り師の資質は、「肉体的器用さ」・「注意深い、機転の利く精神」・そして一番大切なのが「自己抑制」!
     魚釣りは、一年のうちでも一番いい時期の一番美しい場所へいざなってくれ、新たな感謝の気持ちと至上の喜びを与えてくれる。
     その日、その場所の美しさが心をとらえて離さないし、年月を過ぎてもこの記憶が心を喜びで満たす。

    内容は、バラエティに富んでいるので、どこから読んでもOK!
    モノクロの挿絵もおしゃれ!

    内容 :
    釣り師の心は古今東西を問わず同じである。
    19世紀から20世紀にかけて、作家・詩人・釣り名人によって書かれた、イギリスの釣りに関する文章50編を集める。
    英国釣り文学の真髄。

    著者 :
    1862年生まれ。 第一次世界大戦時のイギリス外相。
    後にオックスフォード大学総長。
    著書に「フライ・フィッシング」「英国外交の二十五年」ほか。1933年没。

    飯田 操 編・訳 : 
    1946年兵庫県生まれ。大阪教育大学大学院修士課程修了。
    広島大学総合科学部教授。学術博士。
    著書に「エドワード・トマス」「釣りとイギリス人」「イギリスの表象」「川とイギリス人」「パブとビールのイギリス」などがある。

  • これはもう,実に読んでいて楽しかった.情景が目に浮かぶようである,釣り嫌いの自分でも「ああ釣りをしてみたい」と思わせられる力強い釣りに対する情熱あふれる文章ばかりであった.釣り文学とはとても面白い.
    「魚を一匹も釣らずに帰っても,魚釣りに行って来たというのは,これいかに.」(P.219)未詳
    「浮子が浮かんでいるのを見るのは楽しい.でも,それが見えなくなればもっと楽しい.」(P.222)H・T・シェリンガム『釣りの時間』
    「俗物たちがよく口にする「私は釣りをするほど忍耐強くない」という言葉ほど,釣り人の堪忍袋の緒を切らせるものはない.そんな連中に限って,ネットの上をボールをあちらへこちらへと打ち合うか,ゴルフのあの辛抱強いてくてく歩き,すなわちボールを打って,その後を追ってひたすらに歩き,再びそのボールを打つという,骨の折れる戸外での忍耐に服従しているのだ.」(P.224)アーサー・ランサム『釣り竿と釣り糸』

  • 2007/11/21購入
    2019/8/10読了

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