ワトスン君、もっと科学に心を開きたまえ 名探偵ホームズの科学事件簿
- 角川書店 (1999年6月30日発売)
本棚登録 : 102人
感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784047913219
みんなの感想まとめ
科学をテーマにしたユニークな小説で、シャーロック・ホームズの世界観を背景に、科学的な解説が展開されます。作品はパスティーシュとしての完成度が高く、著者の巧みな筆致に感心する声が多く寄せられています。理...
感想・レビュー・書評
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目次
・科学好きの貴族
・失われたエネルギー
・原子論を知らなかった医者
・実験を妨害された科学者
・飛ぶ弾丸
・相対的嫉妬をめぐる三つの事件
・迅速至上主義の実業家
・活動的なアナーキスト
・不忠義者の召使い
・誰もいなかった海岸
・ハドスン夫人の猫
・失われた世界
図書館でずっと気になっていた本。
読んだ気がするんだけど、記録に残っていなくて、中をパラパラ見てもはっきりしなくて、でも読んだ気がしていた本。
挿絵を見てもなにも思い出せなかったので、借りてみました。
結論。
読んだことあったし、なんなら数年前に手放した本かも。
記録に残っていないということは、20年以上前に読んだ本だ。
チャレンジャー教授とサマリー教授の対立を、うっすら覚えていた。
そして、『失われたエネルギー』の、深海を調査する潜水士の話の既読感をきっかけに、徐々に思い出してきた。
これ、相対性理論や量子力学なんかをホームズの事件に絡めて説明する、物理の本だ!
20~30年位前、科学者の各エッセイや、初心者向けの科学読み物をせっせと読んでいた時に、これを読んだのだった。
で、ワトスン君は科学に心を開いていると思ったのだった。(数学には閉じている)
『猿でもわかる相対性理論』を読んでも、さ~っぱり理解できなかった現代物理学のあれこれを、覚えていられるわけもない。
でも、あれからもちびちびと科学についての本を読んでいたため、今回は理解の9000歩手前ぐらいまでには近づけたように思う。(前回を1万歩手前とする)
相変わらず相対性理論も量子力学もわからないけど、シュレーディンガーの猫とか、取っかかりやすい言葉に馴染みもあるし、時間はかかったけれど読み応えはありました。
次に読むときは(30年後?)もう少し理解ができるようになっているといいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了。シャーロック・ホームズもののパスティーシュとして書かれた科学解説書という変わった小説。面白いかどうかは別として、ちゃんとそれっぽく書かれていて感心した。
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私には正直難解だが、なんとなく物理をかじれた気がするのである。
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理系が全く専門外な自分はなんのことだかさっぱりわからない箇所もあったので、想像力またはある程度の知識があるひとの方が理解できるかなと。
でもワトスンくんとホームズのやりとりや原典の取り入れ方などは思わずほほえんでしまったし、パスティーシュとして純粋に楽しめます。 -
ワトスン先生大活躍で良かったです。
科学といっても内容はかなり偏った方向でした。 -
ミステリと科学の融合
科学ってこんなに面白いのかと思えた本
難しくなく、ホームズがちゃんと教えてくれるので
シャーロッキアンにも、そうでない人でも
科学に興味がない人にもオススメ -
おもしろいけど、難しい(笑
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タイトルを見てもわかるとおり、ホームズシリーズのパスティーシュ。
ただし、推理よりも完全に科学、数学に重きを置いており、
ホームズシリーズの登場人物を使い、科学を学ぶ本である。
数学嫌いのワトスンのため、数式を使わずに世界の理を説明していく過程が、
物語の中で丁寧に解説されており、読者を構えさせることがない。
ホームズ独自の愛情表現であるワトスンに対する皮肉も健在で、
物語としても優良だと言えるだろう。
ひとつ気になる点は後半になるにつれ、取り扱う問題の難易度が上がっており、
短編を前から順に読み進めねば、慣れていないものは頭の中で迷子になるかもしれない。 -
大学のセミナーで使う教科書だったりする(笑)
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本屋で「なぜホームズのパスティーシュ本が科学書コーナーに置いてあるんだろう」と首を傾げました(笑)。ホームズが科学と自然の謎に挑む! 面白い。
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なんかうろ覚えですが面白かった記憶がある。
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ホームズパスティーシュの形を借りた近代物理学モノ。各章がパラダイム・シフトごとに区切られているとわかって読むと、猛烈にわかりやすいです。ブログに長い感想文があります。
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