- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047913448
感想・レビュー・書評
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「狂う」。
いったん自分が狂ってるってことにしたら、どうなるか、っていう実験みたいなことを、精神病院での経験を通して伝えている、みたいなストーリーで、
何が狂っていて、何が健常なのか、を改めて考えたり。
・・・
自分が本当は情熱を持っていたり、大事だと思っていることを抑え続けてたら本当に精神病になる。そしてそういう状況が蔓延していたりするこの社会。
個人的には、行き詰ったら、場所とか変えてみたら、違う常識に出会い、いろいろ吹っ切れると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魂の救済。
生命と向き合うこと。
危ういほどリアルでいて、それでもおとぎ話のよう -
自分に余裕が無くて、生きるのが嫌になった時とかに読めば響く本じゃないかなぁ。
私自身今はそういう時期じゃなかったのと、ちょっと訳で読みづらかった。でも話自体は嫌いじゃないし、文庫化の際に訳にも手を加えてるそうなので、そのうち文庫版を買おうかな。
本来、人間は自由に生きられるはずで。
生きることを縛ろうとするあまりに、狂気が生まれるのではないか。 -
一回死んでる女の子のお話。
他人を知るというのはこういうことなのかなって思いました。 -
真木よう子のおっぱいが良かったが映画は何したいのかわからんので読んだら小説と解釈が違い過ぎてそらあんた何したいのかわからんわと思いました僕は。
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なんかの書評を読んで興味を持ったので借りてきて
読みました。
若くて綺麗なのに人生はなんと退屈なのか、と世の
中に絶望して自殺を図るも失敗し、心臓が弱まって
いるので余命一週間、と宣告されるベロニカの物語。
目覚めた場所は精神病院だし最悪です。
生きていればいいことがあるよ、ということと、ど
れが普通かなんてわからないよね、ということがい
いたかったようだ。
自分が普通か他人が普通かなんて客観的基準なんて
ないものね。多数決に近いし。普通だとみんなが思
えばそれが普通で、それをはずれると異常とみなさ
れることも多々あるだろう。
まあまあ面白い。でも時々暗いので落ちるのが難点。 -
もっとネガティブなお話だと思ってたのに。
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アーティストの人が読むと喜びそうかも。。
ちょうど友達が登場人物たちにダブるような気が・・タイムリーなだけにびっくり。