まただまされたな、ワトスン君!

  • 角川グループパブリッシング (2002年5月31日発売)
3.46
  • (4)
  • (6)
  • (15)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 100
感想 : 10
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784047914124

作品紹介・あらすじ

水死した海軍少尉は自殺か事故か、高名な音楽家の殺人事件、釈放者の連続不審死事件……確率や統計を駆使して、ホームズが数々の謎を解決する、目からうろこの数学事件簿! バージョンアップの第二弾。

みんなの感想まとめ

数学の確率論をシャーロック・ホームズの事件を通じて解説した本で、数学が苦手な人でも楽しめる内容です。具体的な事件を用いながら、科学的かつ論理的思考をわかりやすく説明しており、イギリス流の経験主義も感じ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 身近な事件を使って科学的・論理的思考をわかりやすく説明しながら、それでいてイギリス流の経験主義な考え方が根底を貫いている素敵な本。

    人に勧めて貸したのだが返ってこず、手元に置きたくて結局4冊買ってしまったが、惜しい出費とは思わない。

    主題になっている事件=問題のチョイスが、モンティ・ホール問題、ギャンブラー錯誤、ベイズ推定、ゲーム理論、ベンフォードの法則、無能な経営者や陰謀論と興味深い上(モンティ・ホール問題の解説はこの本が一番わかりやすかった)、ワトスンの勘違いを指摘するホームズの言い回しがいかにも英国風だったり、登場人物が「ミュンヒハウゼン」や「バーナム」とかちょっと気になる名前だったり、数学者で童話作家で少女好きの牧師が登場したり、ホームズが投資しようとしているゲームや玩具とかの小ネタもユーモラスで細部まで凝っている。

    舞台は19世紀と20世紀の境目。最終章で「現実にはまったく役に立たない」サヨク・リベラル・9条平和主義、「数値=金銭以外の価値基準を持たない」グローバリズムこと拝金主義、「真理追究のためにすべてを正当化する」科学万能主義、そして実際の20世紀を暗示する悪魔が登場する。この章だけでも読む価値があった。

  • 野口先生のお薦めだったので購入。
    しかし、面白いのだが、停滞してしまった。

  • 読んでいてすごく楽しい
    数学は楽しくあってほしいと思ったりもします。
    よく考えないとうっかり騙されてしまいそうなものばかり。確率は身近に溢れているんですね。

    宝くじの期待値の話を思い出します。

  • ホームズとワトソンの名コンビがいろいろな確率の話を事件に併せて語ってくれています。
    面白くて、「ホント?」とペンを握ったりもしてしまいました。図とかも入っているし、初歩から話してくれているので分かりやすいです。

  • 『ワトスン君、もっと科学に心を開きたまえ』の続刊。
    前回よりも更に分かりやすく、ミステリーも深くなっている。

    今作はより身近である数学、確率と言うものをテーマにしており、
    数式は殆ど出てこない。(前作もすくなかったが)
    それゆえ、前作よりも一般向けであり、
    小説を読むだけで数学に触れる事のできる良書。

    人の中にある思い込みや勘違いを払拭させてくれるエピソードが満載。
    一話一話の書込みが素晴らしく、パスティーシュとしても文句なく楽しめる出来。

  • ワトソン博士と一緒に、ホームズから数学の講義を受けましょう。

全6件中 1 - 6件を表示

この本が好きな人におすすめの本

布施由紀子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×