ペギー・スー蜃気楼の国へ飛ぶ

  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914315

作品紹介・あらすじ

今度の舞台は、幻の国。世界中でただひとり、悪いお化けたちが見えるペギー・スー。その瞳には、彼らを滅ぼす魔法の力が宿っている。そのせいでお化けからの嫌がらせが絶えないペギーに、また新たな敵が現れた-。ペギーの一家が訪れた砂漠には、不気味な蜃気楼の噂があった。砂漠の孤独に耐えられなくなった者たちが次々と消えてゆき、二度と戻って来ないというのだ。警戒を続けるペギーの前に、誘惑の幻たちが現れる。やがてペギーの家族も、蜃気楼の中に捕えられてしまう。家族を助け出すために、蜃気楼の国に乗り込むペギー・スー。相棒はテレパシーをもった青い犬。蜃気楼の国で彼らを待ちうけていたのは、眠れる巨大な悪魔だった…。ペギーVS「見えざる者」のお化けたち、ますますエスカレートする第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2014年4月19日読了。
    セバスチャンのキャラがとてもいい。でも冒険部分がちょっと長い。

  • この頃良く見かける本です。
    図書館で見つけたので借りてみたら2巻でした。
    ま、そう言う事もあるさ。

    普通に面白かったです。自分は青い犬が好きかな。ただこれから続きを読みたいか、といわれると微妙かも…
    一巻あったら借りてみようかなあ…

  • ペギー一家が訪れた砂漠は不思議な蜃気楼が現れた。その人が望むものを映し出す蜃気楼。しかし、その蜃気楼に入ると二度と戻ってこれないという。誘惑に負けまいとするペギーだったが、やがてペギーの家族が蜃気楼の中に捕えられてしまう。家族を助け出すため、ペギー・スーは蜃気楼の国に乗り込む。

  • 面白い!
    …んだけど暗いし疲れるから連続でシリーズ読むとめっそりする笑

    今回の舞台は幻の国。
    ペギーの一家が訪れた砂漠には、不気味な蜃気楼の噂があった。
    砂漠の孤独に耐えられなくなった人々が次々に消えて行き、二度と帰って来ないという。
    やがてペギーの家族も蜃気楼の中に捕らえられ、ペギーは助ける為に蜃気楼の国に乗り込む。
    そんな彼女らを待ち受けていたのは眠れる巨大な悪魔だった。


    今回はペギーもよく惑わされる回だったね…
    わりとバタバタして、仲違いしたりが多くてうううってなった。
    最後、セバスチャン砂になってそれをペギーが持ち続けるとか、えええってかんじだった。
    潔く消えてほしかった。笑

  • コレは一作目より、ファンタジー感が増してて、好きでした。
    ペギー・スーが両親を助けるために、蜃気楼の国の中に入っていくんだけど、蜃気楼の国の設定がおもしろくて、読みながら、想像したりするのがおもしろかった。
    意外な感じでちょっと恋の予感まであったりして。
    砂のカレはまた次の作品にも出てくるのかな。。。
    楽しみです

  • 小学生の頃本当に本当に大好きで、あの頃評価したら★10個くらいだけど、今読むと矛盾点とかに気づいてしまって切ない。でもこの想像力はやっぱりめちゃくちゃすごいと思う。こういうのが楽しめなくなったらおしまいだと個人的に思ってるので、楽しむ心は絶対忘れないようにします。

  • 前作よりも読みやすくなってる印象。

  • ペギーはどんなものにも屈しない

  • ペギー・スーの第二弾です。もう、最高に面白かった。
    「見えざる者」達が静かになったけど、ペギー一家はパパの仕事の不調のせいで貧乏のどん底に。ようやく見つかったパパの仕事は、砂漠の真ん中の今は使われない空港での警備の仕事。砂漠に向かう途中、不気味な蜃気楼の噂を聞く。砂漠の孤独に耐えられなくなった者達が次々と消えてゆき、2度と戻ってこないというのだ。警戒を続けるペギーの前に、誘惑の幻達が現れる。やがてペギーの家族も蜃気楼の中に捕らわれてしまう。家族を助けるために、蜃気楼の国に乗り込むペギー・スー。相棒はテレパシーを持った青い犬。
     相棒が増え、また今回はもう一人の相棒が出てくる。読んでも読んでも、次々とハラハラドキドキさせられます。

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著者プロフィール

1951年、フランスパリ生まれの人気SF作家、推理小説。
母親の精神障害のせいで不遇な幼年時代を送る。80年に発表した『病める都市の断面図』でフランスSF大賞を受賞。81年の『深淵に種蒔く人々』でアポロ賞受賞。その後SFのジャンルを超えて、幻想小説、ミステリー、歴史小説にも進出し、94年に発表した『真夜中の犬』でフランス冒険小説大賞を受賞。2000年からはサン=ジェルマン出版のマスク双書の編集主任も務める。
2001年から刊行したジュニア向けファンタジー『ペギー・スー』シリーズは30ヶ国語に翻訳された。
2010年代に入っても『エージェント13』シリーズなど数多くの作品を発表してい る。

「2017年 『闇夜にさまよう女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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