フェルマーの鸚鵡はしゃべらない

制作 : 牧野 千穂  Denis Guedj  藤野 邦夫 
  • 角川書店 (2003年2月28日発売)
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  • 本棚登録 :54
  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914339

作品紹介

「わたしゃ、弁護士がいなきゃしゃべらないよ!」と叫ぶ不思議なオウムを蚤の市で偶然手に入れた少年マックスと車椅子の老人リュシュ氏。その日から周囲で次々と奇妙な事件が発生する。オウムを奪おうとするマフィアの暗躍、謎の死をとげたリュシュ氏の友人、そして死者から託された数学に関する貴重な書物-。複雑に絡みあった謎のカギを握るのはこのオウムなのだろうか?古書店「千一冊の文書館」を営む、一風変わった車椅子探偵が、友人の死の真相をさぐるため、唯一の手掛かりである数学の世界へ謎解きの旅へ出る。ピラミッドの高さはどのように測る?220と284の不思議な関係とは?正方形の対角線は測れない?立方体の祭壇を二倍の大きさにするには?などなど-。めくるめく知の迷宮へいざなう数学ミステリの傑作。

フェルマーの鸚鵡はしゃべらないの感想・レビュー・書評

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  • 有名な数学者たちに、数々の方程式、定理、証明。何やら懐かしいものが、盛り沢山。歴史も数学も割と好きだったけれど、今となっては記憶の彼方です。

    歴史上の数奇な出来事が、現在の事件に絡んでくるところが面白いです。
    森の図書館も、素敵。そこに収められているのがこの先読むことがなさそうな数学の本ばかりであったとしても、図書館の存在そのものに心惹かれずにはいられない性分なので。
    ただ、ちょっと読み応えがあり過ぎるでしょうか。数学の話をひとつひとつ理解しながら読もうとしたら、相当時間がかかるかと。丁寧に図も添えられているのですが。断腸の思いでいくらか飛ばし読みしました…。

  • 数学の歴史が分かって面白い

  • 10月14日 第5回日比谷図書館チャンプルで借りました。

    タイトルに有名な数学者の名前がある通り、数学のお話し、というか、数学をストーリーテラーにした一風変わった小説です。
    簡単な幾何学や数列、整数論など(ってこの言葉で拒否反応起こさないでね汗)を学びながら、数学に通じているオウムに関わるストーリー。
    数学好きな方はもちろん、わからなくても楽しめるのでぜひ読んでみてください(^ー^)ノ

    Toshi

  • 「フェルマーの最終定理」をベースに、事件としてのミステリーを織り込みながら、数学の歴史やダイナミックな人間模様を描き出す意欲作!

    ……だと思っていただけに、このガッカリ感をどう表現すれば良いのだろう。

    とにかく【和訳がダメ!】 これに尽きます。

    恐らくですが、この訳者は原文を丁寧に訳することに注力したんだと思います。結果、ただでさえ難解な数学に関する記述は素人にはとても理解不能な解説になっているし(それは「解説」とはいわんか)、訳文は日本語としても難解。いや、書いてあることは平易になってるんですけど、表現力が日本語とはマッチしていない……。

    本書の、内容や全体像は面白いんです(構成はイマイチですが)。でも、とにかく日本語を読み進めるのが大変。20ページ読んでは諦め、の繰り返し。

    そんなこんなでこの点数です。いろいろと「惜しい」作品でした。

    (2008年読了)

  • 数学史と、それに関わった数学者達の人生を軸にして、物語が展開していきます。それまで数学に関わりを持たなかった人達が数学を学ぶことで、知識を取得し、数学以外のいろいろなものを得ていく様が読んでいて楽しかったです。
    ちょっとしたミステリーみたいな感じ。
    数学の定理が出てきても、それを分かりやすい言葉で噛み砕いて描いてあるので、その描写も面白かったです。

  • 未読

  • 学生の内に出会ってください。数学が好きになるかもしれない。ブログに長い感想文があります。

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