ダ・ヴィンチ・コード 上

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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914742

作品紹介・あらすじ

ルーヴル美術館館長ソニエールが館内で死体となって発見された。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大教授ラングドンは、フランス警察より捜査協力を求められる。ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描『ウィトルウィウス的人体図』を模した形で横たわっており、さらに、死体の周りには、複雑怪奇なダイイングメッセージが残されていた。館長の孫娘でもあり、現場に駆けつけてきた暗号解読官ソフィーは、一目で祖父が自分だけに分かる暗号を残していることに気付く…。『モナ・リザ』『岩窟の聖母』『ウィトルウィウス的人体図』-。数々のダ・ヴィンチ絵画の謎が導く、歴史の真実とは。

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい物語。
    でも、本当??って感じでした。

  • 映画も見たけどすこし難しかった!
    キリスト教って何千年も前に生まれた宗教なのに未だに世界で多くの信者がいて謎が多いところがミステリーに感じた。
    「最後の晩餐」の絵の仕組みも知れて、見応えのある絵画とわかった

  • ルーブル美術館の館長ソニエールが殺害され、ダイイングメッセージが残されていた。メッセージの解明に呼ばれた主人公のラングドンは実は、この事件の容疑者とされていた。
    ソニエールの孫娘ソフィーとともに、ソニエールが残したメッセージを解読し、隠された謎を解き明かすための逃亡劇が始まった。

    ダヴィンチコードは洋書であり、宗教と芸術に関する描写が多く、読みにくいイメージがあった。しかし、警察からの逃亡の緊迫感や、ソニエールが残した謎の解明にどんどん引き込まれていく。
    下巻でどのように謎が解明されていくのか楽しみである。

  • 感想は下巻で。

  • 物語が過去と現代をダイナミックに融合したミステリーで面白かった。
    良い意味でこんなにイライラした本も久しぶりだ。というのも複数の話が平行に進むもんだから、佳境と思われる頃に別の話に移り、また盛り上がってきた頃に次へという具合にジェットコースター的進め方であった。自分は複数の本を同時進行で読むくせに、1冊の本で複数な話があるとイライラするとは・・・。(笑)

  • とても面白い

  • 登場する絵画をスマホで見ながら読みました。絵画やキリスト教の秘密?が実際に存在するものを背景に書かれているのでリアリティがあって面白い。うんちくとか、陰謀論を楽しむのも良い。暗号の謎解きはなるほどー!となる驚きもありましたが、原文のフランス語がわからないので、なるほど感は半分くらい。宗教と美術の両方に興味も沸いて刺激になるお話だと思います。これから下巻を読むので結末まで楽しみにしています。

    以下、一部ネタバレありのツッコミです。

    逃走中の車が次から次に変わりました。ストーリーの展開上、あまり不自然でもないですが、車の描写がやけに細かくあり、そのときどきの場面の演出にもなってるのかと。映画のシーンが思い浮かぶような演出。

    ただツッコミどころは、主人公2人は確かに無実の容疑で追いかけられてるのだけど、逃走中に2回もカージャックをしたことについては有罪だと思いました。

  • 「仕事中に読み始めると、仕事ができなくなるよ」と、本を薦めてくれた人が言っていたけど、仕事中に読み始めないってば・・・w

    いや、でも仕事を忘れて読んでしまうのは確か。大変な構成力ですなー。チビるほどダイナミックなラストの転回は、まさに圧巻でした。

    いろんな読み方ができると思うけど、オレはこう読む・・・「教会の二千年紀」も、たいがいにしなきゃね、と。

  • 名高い世界的ベストセラーだが、前作よりつかみも、ネタの目新しさも、謎解きも、アクションも、グロもマイルドになっている。エンタテインメントとしての水準はさすがにクリアしてはいるが、没入度は前作のほうが高かった。
    キッツくなっているのはただひとつ、おっさんドリームwww
    前作レビューで貶した「ヤり捨て」だが、なんと「オンナのせい」になっていたwww 「世界の海を股にかける彼女が、象牙の塔に収まることはしょせんありえなかったのだ」って、てめえは象牙の塔を捨てて世界の海を股にかける気なんざこれっぽっちもないくせに、「男様のために己を捨てられないのは悪女!」とは何なのか。
    なんで、それで「オンナのせい」になるの? つか、そうできる気でいるわけ? ほんっきでわかんない。ほんと、これだから男は。
    かくして新ヒロイン登場だが、優秀な暗号学者だというのに、暗号解きのイイところはぜーーーーんぶ男がかっさらうwww この点も、前作よりグレードダウン。ただの「宿命の女」にして、「かっこよく救出されてヒーロー(と男性読者)を気持ちよくさせるだけのオナペット」と化している。貴種流離譚的な最後のオチも、「そんな高貴なオンナをモノにしたオレ」と男を気持ちよくさせる材料にしかなっていない。

    エンタメとしては水準作だが、女性蔑視の度合いは最低最悪。
    こういったものが臆面もなく書かれ、発行され、流通し、ベストセラーになってしまうところが、この世界の限界なのだと感じた。

    2019/3/14~3/16読了

  • 前作「天使と悪魔」を読み終えた時、このダン・ブラウンは天才だと思った。あまりの面白さに、続編は間を空けようと一年近く寝かして、ようやく読み始めたが、まったく飽くことなく、どっぷり宗教世界に漬かる事になった。
    原田マハさんの絵画ミステリーとは 一線を画す、というか全く別物で、まさに真実が掛かれているのではないかと錯覚する。そりゃカトリック教会が映画の上演さし止めを訴えるのも分かる。ヴァチカンをひっくり返す真実があたかも本当だと思わせるほどの細かな描画は「天使と悪魔」を超えるほどで、ついつい文献をググりながら読んでしまう。
    気が付けば上巻終了してしまった次第である。
    この作品が映画になり、多くの人が困惑したそうだけど(自分は映画を観ていないから知らないが)、まったくわからない事なんてない。もしかしたが映画は細かなところを端折ってしまっていたのかと想像。
    とりあえず、まずは下巻!

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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