ダ・ヴィンチ・コード(下)

  • 角川書店 (2004年5月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (322ページ) / ISBN・EAN: 9784047914759

作品紹介・あらすじ

暗号解読官でもある館長の孫娘は、一目で祖父が自分だけにわかる暗号を残したことに気付く。ラングドンと二人でダ・ヴィンチが絵に描きこんだ暗号を解き進むうちに、キリスト教の闇の歴史が浮かび上がる……

みんなの感想まとめ

テーマは重いものの、ストーリー展開は軽快で読みやすく、知的好奇心を刺激する要素が満載です。登場人物たちの思惑が絡み合いながら進む物語は、キリスト教にまつわる組織の対立を描き出し、信仰とは何かを考えさせ...

感想・レビュー・書評

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  • 正直、私には難しい内容でした。
    ミステリーは専門じゃないんですよー。でも、テーマは重いけど、ストーリー展開は軽くて、読みやすかったです。
    登場人物たちは皆、何かに振り回され、利用され、それぞれの解釈を抱えながら行動している。そんな人々の思惑が絡み合いながら、結果として歴史は紡がれてきたのだと感じさせられる、少し深めの話。
    キリストを神として崇拝することで影響力を持たせたい組織と、純粋に真実を解き明かそうとする組織。その対立は単純な善悪ではなく、結局はどちら側も自分たちは正しいと信じ、疑うことすら許されない世界なのだと感じました。
    日本に「知らぬが仏」という言葉があるように、信仰とは事実や姿形を知ることよりも、信じる心そのものに意味があるのかもしれないですね。
    丁寧に読み進めた分、理解しようとするまでにかなり時間掛かりましたね笑

  •  作中に散りばめられた膨大な知識や「うんちく」の数々は、知的好奇心を大いに刺激してくれる素晴らしい種となりました。
     物語の核心である「導師」の正体には文字通り虚を突かれましたが、ストーリー展開そのものに関しては、そこまでの驚きや深みを感じられず、やや物足りなさが残る結果となりました。

  • そういやダン・ブラウンの作品は一つも読んでないと思い、手にとった。

    最初の但し書きに「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている。」とある。

    キリスト教にまつわる組織(テンプル騎士団や秘密結社、原理主義的な集団)について、「へえ~!」と興味を引くことが多く、思わずwikiで調べてしまった(シオン修道会については賛否あり批判も多いらしい)。

    レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「ウィトルウィウス的人体図」や「最後の晩餐」などを使った謎解きが面白い。

    途中からはハリウッド映画を観ているような感覚で面白く読んでいたが、上下巻もあって相当のボリュームなのに、話がたった1日か2日の出来事というのは、時間軸的に無理があるのでは・・と途中で思った。まあ、そこはご愛敬というところかな。

  • ダン・ブラウン「ロバート・ラングドンシリーズ」第二弾「ダ・ヴィンチ・コード」。

    ハーバード大学所属、象徴学者のロバート・ラングドンを主役に、ヨーロッパの美術作品に隠された暗号を解き、とある宗教団体の謎に迫る、という作品。
    この作品における、テンション爆上げポイントは3つ。

    1つ目、「暗号作成者と暗号解読官が家族」
    →物語の端緒となるルーブル美術館館長ジャック・ソニエールの犠牲により、その孫娘である暗号解読官ソフィー・ヌブーがラングドンと関わることになる。ジャック・ソニエールは、ソフィーの幼い頃から暗号解読のコツを教えており、ラングドンが知識を駆使しながらソフィーがもつソニエール直伝のコツを使って謎を解いていく、という流れが、ソニエールがソフィーに対して絶対的な信頼を寄せていたことが表現されていた。

    2つ目、「シオン修道会とオプス・デイは実在する秘密結社」
    →この2つの組織の大きな違いは「女性の扱い」である。シオン修道会は作中でも語られているが「キリストは妻帯者であった」とする説を唱えており、新約聖書における女性の没落とキリストを神とする主張を否定している。オプス・デイはカトリックにおける敬虔な信者が多く、活動や戒律は新約聖書に基づいて行われており、女性蔑視や他宗教差別などの歪んだ思想を良しとしている反面で、信仰に対しては信心深い特徴を持っている。

    3つ目、「ラングドンのミスリード」
    →前作「天使と悪魔」でも、物語を盛り上げるためにロバート・ラングドンが、知識が豊富ゆえのミスを犯していたが、今作においてもそれは如実に現れる。本作に登場する暗号やメッセージは、すべてソニエールが作成したものであり、何百年も前の出来事を口伝によって語り継いできた「シオン修道会」の総長という立場になったことで分かった組織の危うさを、秘密を守るために正当な血筋の者へ伝えるために、ソニエールは「あえて」難解な暗号を残した。クリプテックスと呼ばれる暗号式宝箱は、その最たるものだろう。実際、クリプテックスの存在はソニエールとソフィー以外の者は分からなかった。だからこそ、「ラングドンとソフィー」二人一緒でしか解けないよう精巧に作られていたわけだが、所々で「素人には分からない」という感じの学者の嫌なところが出てきてしまい、ソニエールの罠にはまってしまうところが見られた。

    本作の重要なところは「権力」である。美術作品を通した謎かけは文字通り装飾でしかなく、物語全体を動かしていたのは、それぞれの思惑と隠匿が、不信感の火に油を注いだことで招かれた、油田火災のようなものだと考えられる。狂信者が放り投げた一振りのマッチの火が、組織、宗教、国境を巻き込んでしまったことが、ダ・ヴィンチ・コード特有の疾走感だと思った。

    なお、ダ・ヴィンチ・コードで名があがった教会や美術作品は実在するものであるため、本作に影響されたファンがガイドブックのように本書を抱えて、各所を回っているらしい。我こそはロバート・ラングドンと名乗り出る人が現れたら、本人には申し訳ないが、私はちょっと白ける気がする。

  • おもしろい物語。
    でも、本当??って感じでした。

  • 純粋に面白かった。

    キリスト教に関した予備知識もほぼ無く
    先入観や固定概念がない
    私のような素人でも
    楽しめる作品となっているのは
    凄い文章力だと思います。

    映画ははるか昔に観て
    すっかり内容も忘れてしまっていましたが
    怒涛の展開や思いもよらない内容など
    本を読んでいるにも関わらず
    1本の映画を見終えた気分でした。

  • 大昔に読んだけど、その時は面白さが分からなかった。だけど、知識が増えた今では「あー、これか」と分かる事が多くて面白い!
    モナリザやサングリアルなど、言葉の組み合わせを解いていく感覚が快感。蘊蓄が楽しくてしょうがない。
    映画も未見なのでこれを機に見てみようかと思う。
    知識が増えた今、読んで良かった本。

  • 期待したほどでもなかった。
    前評判が良すぎて期待値を上げすぎたかな。

  • 映画先見ちゃってたから犯人わかってて、面白さ半減したような気がしなくもないけど面白かった!!
    二回目に感じる、導師!!とかリー!!とかを一回目で感じたと思えばお得?

  • 久しぶりに上下巻の作品を読んだ。海外作品は登場人物の名前に馴染みが無さすぎてどうしても読みにくいと思ってしまうが、これは最初のページに書いてくれてるからありがたい。キリスト教の知識が無さすぎて、聖杯を追い求める、キリストに子孫がいたら…?という根本的な問題についてどうしても深く考えることはできなかった。ソフィーとラングドンの色恋沙汰もちょこちょこありながらストーリーが停滞せずに進んでいく。個人的にはシラスとアリンガローザ司祭との関係性が好き。

  • 記憶なくして再読したいと昔思っていて、本当に10年くらいで綺麗さっぱり記憶をなくしたので再読。スリルがあって読む手が止まらず。また10年後に読む。

  • 面白かった!
    ルーブル美術館行ってみたい。

  • ラングストン教授の活躍よって謎が解きあかされていく本格ミステリー。ぐんぐん引き込まれる。

  • 大どんでん返し。
    良い意味で期待を裏切られる。先が気になってページを捲る手が止まらない。
    ミステリーとしても、聖杯伝説旅行譚としても楽しめる。とても作り込まれたミステリーで、結末が最後まで分からなくてヒヤヒヤした。
    キリスト教、教会、フリーメイソン……様々なところに一石を投じる作品であるように思う。
    肝心なことほど身近にあるということに気付かされる。

  • 天使と悪魔に比べると、結末が余りにお粗末というか、とある人物が前面に出過ぎてトークで一気にまとめてしまった感があった。二転三転するかとおもいきや、なんとも尻つぼみなエンディングで少々興ざめた。
    それでも、もれをもう一度映像(映画)で見てみたいかなと思うほど、紹介されてる作品群を見ながらストーリーを追っていきたくなった。
    ダン・ブラウン、ロスト・シンボルではお願いしますよ!

  • 私は「天使と悪魔」の方が好き。日本では「天使と悪魔」の方が先に発売されたので、こちらを先に読んでいたのですがそれに比べると本作はハラハラ度が物足りなく感じてしまいました。アクションシーンは少な目かもしれないですね。

    でも「ダ・ヴィンチ・コード」派も根強そう。
    勝手な解釈ですが、理系なら「天使と悪魔」、文系なら「ダ・ヴィンチ・コード」が好きかもしれない。

    本作は絵画に関するウンチクがたくさん。ダ・ヴィンチが描いた絵に秘められた数々のメッセージに鳥肌が立ちました。本作を読んで美術館に飾られている絵画に対する見方が変わりました。
    本に登場する絵画をネットで検索しながら読み進めました。(こちらも資料写真が豊富な特装版が発売されているのでそちらがおすすめ!!)
    ルーブル美術館に行きたくなる。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ルーブル美術館に行きたくなる。 」
      行きた~い!
      ダン・ブラウンの作品は、この「ダ・ヴィンチ・コード」しか読んだコトがない(ダ・ヴィン...
      「ルーブル美術館に行きたくなる。 」
      行きた~い!
      ダン・ブラウンの作品は、この「ダ・ヴィンチ・コード」しか読んだコトがない(ダ・ヴィンチが好きなので)。次は何にしようかなぁ、、、
      2014/04/01
    • cecilさん
      nyancomaruさん>
      はっ!お返事遅くなってすみません!なかなか最近PCを開かないのでコメントに気付けませんでした(><)
      ルーブ...
      nyancomaruさん>
      はっ!お返事遅くなってすみません!なかなか最近PCを開かないのでコメントに気付けませんでした(><)
      ルーブル行きたいですよね。私、玄関までは行ったことあるんですけど予定が詰まってて泣く泣く退散した記憶があります。ぜひリベンジしたいところです。

      ダ・ヴィンチ・コードしか読んだことないのですか!もったいないです。ぜひ天使と悪魔も読んでいただけると(^-^)
      2014/04/14
  • 読むのに日数がかかってしまったので、あまり話の筋を覚えておらず、面白いのか面白くないのかよくわからない状態でした。
    フランスやロンドンなどに行きたくなります。
    ダヴィンチコードツアーなるものを将来したいです。

  • 上巻を借りた子に頼み込んですぐに貸してもらった。
    だって続きがかなり気になったんだもん。
    かなりの早さで読み切った気がする。
    最後までどうなるか予想できなかった作品。
    ドキドキ・ハラハラの連続で、かなり想像して読んだ。
    上巻とともに面白かったです。
    もう少ししたらもう一度読みたいなって思う作品。

  • 上巻に比べるとトーンダウンしてしまった感あり。大どんでん返しがあったせいか、焦点がぼやけてしまった。個人的に、ソフィーとかよりもシラスが不憫でしょうがない。そんな言うほどおもしろくないんじゃ‥というのが正直な感想。マスコミの煽りで期待しすぎた?

  • ダ・ヴィンチ・コードのおもしろいところは、今まで何人もが中途半端な状態で世間に発表(告発?)してきた様々なキリスト教の歴史やヴァチカンの歴史を、小説という媒体を使って非常にわかりやすくまとめて、なおかつ説明していることに尽きると思います。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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