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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784047914827
作品紹介・あらすじ
母の死後、父と田舎の家にやってきた少女の唯一の友達は古ぼけたバービー人形。誰もいない昼間、人形が楽しげにしゃべりだし冒険が始まる。厳しい現実と豊かな空想世界の狭間で揺れる少女を描くダークファンタジー。
みんなの感想まとめ
厳しい現実と豊かな空想が交錯する物語が展開され、少女の心の内面を深く掘り下げていく。母の死後、田舎の家で孤独に過ごす少女は、古びたバービー人形を通じて冒険に出かける。メルヘンでありながらも残酷な要素が...
感想・レビュー・書評
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掴みどころが全くない話で、一人の少女の空想を中心にしているのだがこれがどういうわけか読むのが苦にならない。
メルヘンなのに残酷、残酷なのにメルヘン、という相反する要素が絡み合い、物語は進んでいく。読み合わせて語り合いたい作品である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画を見てから2年以上が経った最近になって、漸く読みました。
空想と現実の曖昧な境界線を行き来しながら、ジェライザ=ローズと一緒に駆けずり回っている感じです。帯びの背に書いてある“あなたはもう/無垢ではいられない”という文句が良いですね。
また映画を見直したくなりました。 -
一種のホラー?!?
3人家族だったのに母が・・・父が・・・最後に娘が残り、生きて行くんだもん
残酷でもあり、メルヘンでもあり -
11歳のジェライザ=ローズは、母さんがドラッグの過剰摂取で死んだ後、やっぱりジャンキーの父さんに連れられて、テキサスのおばあちゃんが生前住んでいた家“ホワット・ロックス”にやってきた。
けれどその日の夜、父さんも居間の椅子に座ってラジオを聴いたまま、動かなくなってしまった。
きっと父さんはずっと行きたがってたデンマークで休暇中。飽きたらまた動き出すに決まってる。
たったひとりで探検に出かけるジェライザ=ローズのお供は、首だけのバービー人形クラシック。
牧場の原っぱには焼け焦げてひっくり返ったバスの残骸。
暗くなったら蛍がレモンライムに光って現れ、皆でバスに乗って学校に行く。
蛍の名前は、マイクル、アン、バービー、クリス……。
石切り場の発破で穿たれた穴の底には、静かで暗い百年の海がへばりついていた。
――ある日、原っぱの先で黒いワンピースの太った幽霊女に出会った。
その幽霊と一緒にピクニックをして、でも幽霊は幽霊じゃなくて、デルという人で、父さんを知っていた。デルが“ホワット・ロックス”に入ってきて、父さんを作り変えたときから、世界は終わりに向かって少しずつ、少しずつ動き始めた――。
乾燥して、干上がったような土地。朽ちかけた家。住人には生気も希望もなく、死人ばかり。
そんなところへやってきた孤独な少女が繰り広げる妄想の世界は、死も狂気もわからないほど無邪気で無知なのに、死と狂気に彩られたダークでグロテスクな不思議の国。周囲の大人の言動がさらにグロテスクなので、そういうものが苦手な方にはお勧めできません。
本書を原作として、テリー・ギリアム監督によって映画化されたものが『ローズ・イン・タイドランド』。 -
少女のいたいげな世界
幼くて不思議な世界
さらりと進んでいく物語
なのに、どこか生々しくエグさのある本 -
映画を見てから2年以上が経った最近になって、漸く読みました。
空想と現実の曖昧な境界線を行き来しながら、ジェライザ=ローズと一緒に駆けずり回っている感じです。帯びの背に書いてある“あなたはもう/無垢ではいられない”という文句が良いですね。
また映画を見直したくなりました。 -
■内容
十一歳のジェライザ=ローズは、母さんが死んだ後、父さんに連れられてテキサスのおばあちゃんの家にやってきた。勇ましく探検に出かける少女のお供は、首だけのバービー人形。ある日、原っぱの先で黒いワンピースの幽霊女に出会う。その瞬間、何かが、少しずつ、少しずつ動き始めた―。南部の乾ききった大地に現れる幻の干潟のように捕らえどころのない、孤独な少女のグロテスクなまでの空想世界。一度読むと、死ぬまで忘れられない強烈な印象を残す、今、世界で最も注目される若き天才作家の挑戦。
■memo
太田光が絶賛していたので、読んでみようと思って手に取った。これは内容は非常に面白かった。少女のグロテスクな空想世界と現実が実にリアルに描かれていて胃もたれ確実。灰色の景色。しかし訳がいただけない。はっきり言ってこれほど素晴らしい作品なのだからもっと力のある人に訳してもらいたかった。 -
グロテスクで孤独で不思議な話
主人公のローズの友達は
バービー人形の頭
彼女は空想の世界で息をして
現実の世界で眠りに落ちる
好き嫌いがはっきりする作品かな
私は好きです。
アリスをモチーフにしてるけども
もっと醜くって鋭い -
映画を見たので、原作を読みました。
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オリジナルアリスよりも
色彩感性が研ぎ澄まされる作品 -
好きな人は好きになるだろうけど、わけ分からない人にはきっとわけ分からない本。ジェライザローザ、きみの見てる世界を見てみたいよ。
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剥製って・・・。すごい。イマイチ女の子目線になれなかった。
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あらすじ見たときは、もっと幻想的なのを期待してたんだけど、
こりゃ、しんどかった。
本自体は薄いから、すぐ読み終わったんだけど、気持ち悪い話だなぁ。
『乙女の祈り』に『悪魔のいけにえ』の雰囲気と臭いを足したような小説。
今まで自覚してなかったんだけど、
少女の幻想(想像・妄想)の世界に浸る話は苦手かも。
男だからかもしれないけど、どうも生理的に受け付けられない部分がある。
まだ、『わたしがアリスを殺した理由』の方が理解できるかも。
でも、この手の歪んだ擬似「秘密の花園」系の話が好きな人には、オススメかも。
テリー・ギリアムが映画化とか。
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