食べるな危険!!ファストフードがあなたをスーパーサイズ化する

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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047915039

感想・レビュー・書評

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  • 「スーパーサイズミー」が、もはや15年前の映画であるということに衝撃を受けた。その後に、この本がその映画の監督の著作であるということに、衝撃を受けた。

    月日が過ぎるのは、本当に早い。
    ファストフードがいかに健康に悪いかということもさることながら、当然のように月日が過ぎていくこともまた恐ろしい。
    モーガンスパーロックは、健康体から、マクドナルドのみ1か月食べ続け、運動などを一切やめることで、いかに不健康になるかを、身をもって証明した。
    科学というものは、反証が可能で、そして一般人も取り組むことができるものだということを、見せてくれていると感じた。
    巧みなマーケティング戦術と、魅力的な広告によって覆い隠されているが、食品産業は、自分たちの製品を世界中に効率的に届けるために、都合の悪い事実は捻じ曲げているのだなということに、目を向けられるようになったのが収穫だと感じた。

    コンビニ飯にしても、チェーン店の外食にしても、そこに至る製造過程を考えれば、野菜はどのように加工されたか不明だし、どれほどの添加物が加えられているかも理解できていないし、ましてや肉に至っては、どれほどグロテスクかつ不衛生な環境で育てられた畜産の肉を使っているのか分かったものではない。
    口から入るものは、自分が想像する以上に、自分の身体に大きな影響を与える。
    三大欲求にも数えられる食欲に紐づく、食事をおろそかにしてまで、やるべきことは本来的にはこの世の中には存在しえない。
    それがあると考える人がいるのであれば、まさに消費社会に踊らされている。
    自分の食生活をより大事にして、日々の生活を送りたいと思った。

  • 本書は 映画「スーパーサイズ・ミー」の監督が自ら被験者となり、ファストフードの危険性を暴くノンフィクションです。彼のいうことを鵜呑みにはできませんが、投じたその一石は大きな波紋となったと思います。

    本書は映画『スーパーサイズ・ミー』を手がけたモーガン・スパーロック監督自身が「人はファストフードのみで生きられるのか?」というなんとも馬鹿馬鹿しく、それでいて最も現代的な話題を更に深く掘り下げ、過食とファーストフードの関係を鋭く抉る問題作でございます。

    内容を簡単に申しますと、映画の内容を再構成して、公開当時で間違って発信してしまったことを訂正したり、後日わかったことを付け加えられており、映画を見た後に本書をお読みいただけると「アメリカの病理」がよくわかり、ファストフードそのものとそれを取り巻く環境がよくわかります。僕はこれを読んで初めてわかりましたが、彼は今の奥さんであるアレクサンドラ・ジェイミソンの前に別な女性と結婚していたんですね。これには別な意味で衝撃を受けました。

    アメリカ社会で重大な問題となっている「肥満」とそれをめぐる問題に皮肉とユーモアを交えながら鋭く切り込んでいくスパーロック監督のスタイルはここでも健在で、何度も読みながら爆笑しつつ、彼の行った「実験」のあまりの馬鹿馬鹿しさと真摯さとそれが提示した問題の大きさに日本も含めて世界中が賛否両論の大騒ぎになっていたことを思い出させました。

    解説によると肉となる家畜の肥育環境が日本で使われているオーストラリア産のものと書くのも躊躇するアメリカのものでは違いがあるらしく、そういったことも考慮しなければいけません。さらには彼の映画にインスパイアされて「30日間マクドナルド生活」を敢行したマツモトケイジ氏をはじめとする「実験」レポートがウェブ上にありますので興味を持った方はそちらもぜひ参照されていただきたいのですが、彼の投じた一石が大きな波紋となって世界中を駆け巡った。そしてファストフードを食べるか食べないか?という選択肢は我々一人が考えなくてはいけない。そういった意味でとても読み応えのある一冊でございました。

  • 情報量が多くて、読み終えるのが大変だったけど、
    色々な情報が載っていて、ためになった。

  • 個人の責任 企業の責任

    個人の欲望 企業の広告とマーケティング

    草の根運動≠人工芝(アストロターフ)運動

    圧倒的な個人的自由
    情報の自由
    欺かれない自由
    真に知識と経験に基づいて判断する自由

    アメリカが戦争をするのは、消費者を増やすため?まさかね。

    依存

    砂糖 鎮静作用
    糖分過剰摂取 ADD 注意欠陥障害

    肉やばい?
    食事を見直したくなる。

    ダイエット ライフスタイルの変革

    大企業 問題を否認し、他人を批判して責任を押しつける

    オーバーイーターズ・アノニマス 匿名の過食者の会

    ほんとうの社会的な生活 自分で孤立してしまいがち

    治療 予防
    西洋医学 ×ウェルネス(心身の健康) ×予防医学 ●病気の対処
    東洋医学 患者の健康を守ることが仕事

    スローフード 輪作

    遺伝子組み換え バイオテクノロジー エサか食品か

    日本 文化的に企業の支配に従順 メディア 広告主に対して従順

  • 「スーパーサイズ・ミー」の監督の本。
    ファストフードの危険性が強く、強く、訴えられています。
    この本のおかげで、私の論文が完成しました◎

  • 分類=食生活。05年7月。

  • ドキュメンタリー映画"Supersize me!"の監督が書いた映画制作の背景となった米国の食糧事情と映画の「メーキング」。アメリカはすごいのね、などと笑っていられませんよ。明日はわが身の人もいるかも…うちは大丈夫だけど。

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