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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784047915237
作品紹介・あらすじ
世界33ヶ国が参加する〈新・世界の神話〉プロジェクトに、いよいよロシアの大物が登場。選ばれた神話は怪物ミノタウロスの迷宮脱出物語。かつてなく幻想的で、未体験の想像世界に、目眩と感動が押し寄せる。
みんなの感想まとめ
現代の不確実性をテーマにした作品は、隔離された部屋での8人の男女の会話を通じて、言葉や知識の限界を探求します。彼らはチャットを介して存在理由を語り合い、現実と虚構の境界を曖昧にしながら、滑稽さや哀切さ...
感想・レビュー・書評
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隔離された部屋で目覚める8人の男女。
個人情報は検閲され、言葉遣いと知識だけで推しはかるしかない。
現実にいるのかもしれないが、触れ合える?のがチャットないだけというのが面白い。バーチャルリアリティ?虚実入り混じるというより、実は何を持ってそう定義するかと認識するかの差異が面白さを作っている気がする。
後半に手でくる猫の猫を作る魔術師のくだりも好き。魔術師は粘土から猫を創り、黙考し自分に祈る間に壁に叩きつける。自由意志と強制の話は先に出てきたのに、これが現実ではないことに抵抗を重ねる。
雑音がない方がより鋭く考えられるのか。この作品を読む限りでは否である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。ヴァーチャルリアリティに関しての視線や選択の誘導についてのくだりや、ディスクールについてのくだりが特に好き。
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「それはもしかしたら、単に蛸なのでは?」
『iPhuck 10』が難解ながらも面白かったのでそのままの勢いで読んだ。
しかし、やはりこれもかなり難解……。巻末の解説によると短編と長編でかなり味の変わる作家らしい。短編は好きなのだけれども、長編はなかなか自分にはハードルが高いのだなと分かった(『オモン・ラー』はとても良かったんだけど……)。しかし難解ながらもこの苦味が癖になってしまっているので、これからも色々と読んでいこうと思います。 -
図書館で。
新・世界の神話シリーズ。アリアドネの糸がスレッドとなってチャット形式になってるのは面白い発想。なんて言うのか実験小説みたい。
それにしても博識だなぁ~とか思いながら読みました。小人の説明とか難しすぎる。私だったらきっと理解できなくてなんか言ってたなぁぐらいしか他の人に伝えれらないだろうな… -
ソリッドスリラーのシチュエーション、ギミックミステリの手法で描かれる幻想と哲学。ばり難しいことを書いていながら分かりやすく先が気になる面白さ。物語の終わりと共に読者自身は迷宮から解放されたと解釈したが、逆に作者の補注によって迷宮に囚われたのかもしれない。
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ペレーヴィン、決定的に「好きじゃない」って思うようになった一冊。おもしろくなかった。
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3.5
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ミノタウロスの迷宮をおもわせる空間に閉じ込められた男女8人。互いの部屋は行き来ができず、唯一可能なのは室内に設置されたPCのチャットでの話し合い、しかしどうやら個人情報は検閲されている。各々に付けられていたハンドルネーム以外は匿名のまま、この奇妙な状況をさぐろうとする面々だが。
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「チャット」「閉鎖空間」「ミノタウロス神話」というキーワードから、謎を解明しつつの派手な脱出劇をなんとなく想像していましたが、当のかれらは脱出に対してはさして積極的ではなく、不味い食事にぶーたれながら「この空間はなにか」「ミノタウロスはどこか」「迷宮とはなにか」「テセウスとは」等々やけにメタな議論をあーでもないこーでもないと交わすばかり。思弁的な会話の多くに脳内で?が飛びかったものの、ラストのイメージの直球さはそれを悠々補うインパクトあり。 -
くそおもしろい。
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『オモン・ラー』がなかなかだったので、図書館から借りましたが
私には意味不明で・・・。
そうこうしているうちに他の読みたい本が借りれたので
途中でうっちゃることにしました・・・。
また機会があれば・・・。 -
そういえばミノタウロスって綴りはなんだっけ?と片隅で考えつつ読み進んでいたら、ドストライク。
そんな話。
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8人の男女が気づいた時には部屋に閉じ込められていて、目の前にあるPCを使って8人の間でチャットを通して情報交換をし、自分たちの陥った状況を確かめる・・・。さて、彼らが閉じ込められた世界とは?
そんな筋の話で、奇抜な設定が非常に面白い。チャットをしているという設定なので会話のみの文章が読みやすい。やや難解な設定が次から次へと出てくるが、どれもこれもとっても重要な情報なので読み飛ばさないようにw などと言っているが、実は結末部がどうなったのかまだちょっと理解できていません。しかし何とも言えない世界観が漂っており、設定も楽しく、単純に楽しく読めたことは確か。 -
2007050
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その存在を証明するというのはパソコンの画面上のチャットの文字。同じものを見ているのか、それともまったく別なのか、その迷宮から抜け出せたとしたら、画面には何も表示されないことになる。本の世界に存在しているものが脱出することとか、言葉として存在していることとか……考えてしまいます。
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目覚めたら そこはパソコンとベッドがあるだけの小さな部屋。ブロンズのドアの向こうには迷宮(ラビリンス)。同じ状況にあるらしい男女7人がパソコンのチャットだけを頼りにこの部屋と、恐怖の兜(牛の頭→ミノタウルス)が支配しているらしいこの迷宮から脱出を試みる。この物語の結末に私は消化不良気味です!あと3回読めば わかるかな・・・。
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著者プロフィール
ヴィクトル・ペレーヴィンの作品
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