アナンシの血脈 上

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 76
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047915343

感想・レビュー・書評

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  • ユーモア小説か
    YA?
    ファンタジー?
    初めての感じでワクワク

  • 下巻への布石として★4つ.
    上巻はファット・チャーリーがどんなダメなヤツか,がメインですね.もっとしっかりしろよファット・チャーリー!!とかつっこみながら読んでましたが,上巻読み終える頃には彼が大好きになりました.
    さてスパイダー君,後半魅せてくれよ!
    冒頭の文章が好きです.

  • 結婚するので長年連絡をとっていなかった父親に連絡をとろうとしたら死んだという。
    葬儀の日に、父親の正体、そして双子の兄弟がいることを告げられる。
    会いたければクモに話せ、と。

    スパイダーと名乗る不思議な能力を持った兄弟が現れ、婚約者を寝取られ、仕事も濡れ衣をきせられ、と散々な目にあう。
    耐え切れず、追い出したくて、鳥女とある契約をすると・・・


    翻訳が金原さんなので面白いかと思ったのですが、
    中盤がダルイ。
    それでも読み続けていって、
    下巻の後半になると、ちょっと面白くなりました。

    映像で見たら、もっと楽しめるかも。

  • うっかり二日要してしまったorz↓↓↓

    う~ん。
    惨めな成人男性が主人公ってのが。しかも卑屈。まあ、もう一人の主人公とも言える彼の兄弟とのキャラクター対比のために、って言うのもあるんでしょうが、びっくりする程移入乃至好感の持てるキャラクターがいない!

    これは大問題。
    登場人物に魅力を感じられなければ、作品って巧くてもちっとも面白くないし、なかなか読み進められません。

    それがこのアナンシの血脈 上を読んだ感想。

    下巻で持ちかえすことはあるんでしょうか。

    う~む。
    世界19カ国で大ヒット、と言うのですから、一般的には面白いのかも。趣味の問題かなあ。

    アナンシと言うのはアフリカ神話に登場する蜘蛛の神だそう。

    虫、嫌いですからね。

    神話モチーフとか大好きなんだけどなあ。

  • 上下巻のうちの上巻なので、この本の終わりまでの評価。

    読み進めて思ったのは、「こんなノリのハリウッドのコメディー映画ってなかったっけ?」ってこと。そしたら、著者がアメコミの原作者でもあるということで、妙に納得。

    個人的に「良い小説」の判断基準は、「自分の頭の中に登場人物の
    表情やその世界の絵が、色つきで浮かんでくること」です。そこから行くと、この小説は文句なしで「良い小説」。特に人物については、そこまで精緻な描写がされてる訳ではなく、主人公の外見だって何度も何度も出てくる訳でもないのに、なぜか表情が思い浮かんでしまう。こんな喋り方するんだろうな、なんて聴覚まで刺激されてくる。

    面白いです。下巻もあっという間に読み終わってしまいそうで、それがむしろ残念。

  • 『死んだ父親は神様でした、蜘蛛の』と言う話。
    西インド諸島の神話も太古の神話も知らないからかさっぱり話の展開が掴めず、面白く無かった。

    とりあえず下巻も読むけれど…ちょっとは面白く感じられれば良いなぁ…。

  • 【上下巻まとめてレビュー】この荒唐無稽な小説は評価が分かれるだろうなあ。俺はこう言うの大好き。数箇所で爆笑。特に後半のライムのくだりなど最高。読後感爽快な傑作ファンタジー。

  • 平凡な青年チャーリーは父の葬儀で衝撃の事実を知ることになる
    なんと、彼の父は神だったのだ! そして自分にはスパイダーという
    双子の兄弟がいることもわかった。
    平凡だった彼の人生が突然狂い始める
    アフリカ神話の神の血脈に連なる二人の青年。
    その正反対の生き方がぶつかって巻き起こるとんでもない事件とは…?!


    o( ̄ー ̄;)ゞううむ
    ダメだ―――――
    全くついていけず・・・
    アナンシって蜘蛛なのね。で?神なわけ?

    ファンタジーだとおもえばなんでも在りだとは
    思うけど、クモがしゃべるし。。。
    何度も挫折しかけたけれど
    飛ばし飛ばし、とりあえず最後まで読んでみた。

  • 感想は下巻で

  • 上巻、恐ろしくつまらない。下巻、少し勢いが出てくるけれど、それでも、特にわくわくはしなかった。読みづらい。

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著者プロフィール

イギリスの作家。1960年生まれ。短編・長編小説、コミックブックやグラフィックノベルの原作、声劇や映画の脚本で知られる。代表的な作品には『サンドマン』、小説『スターダスト』、『アメリカン・ゴッズ』、『コララインとボタンの魔女』などがある。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞など多数の文学賞を受けている。
ニール・ゲイマンが陰陽師の世界を書き、イラスト天野義孝、夢枕獏翻訳の『夢の狩人』(原題:The Sandman: The Dream Hunters)は2000年にヒューゴー賞の関連書籍部門にノミネートされた。スタジオ・ジブリの「もののけ姫」の英語版の脚本でも知られる。米国ミネソタ州在住。

「2023年 『サンドマン 序曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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