アルテミス・ファウル 失われし島

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047916371

感想・レビュー・書評

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  • 5作目。

    アルテミスは思春期で可愛い子にときめきまくり。
    でもそれを冷静に分析している(風)なのにニヤニヤ。
    せっかくなのでミネルバともう少し絡んでほしかったな。後半は出てこないので残念。

    アルテミスはすっかりいい子になった。
    自信過剰で偉そうで、スリルを求めるところは相変わらずだが、ピープルのために奔走する姿に成長を感じる。
    バトラーの「まるで善人のようです!」には笑うわ。

    ホリーとも良い関係に。
    ホリーを時間トリックで助ける姿はカッコいい。
    アルテミスならではの知的な助け方で良かった。

    最後の双子めっちゃ気になる…!
    お兄ちゃんとなるアルテミスは?!

    続きが翻訳ないの辛い。
    元のセンテンスのせいか、訳のせいか時々わかりにくい表現があったが、
    本当に面白いファンタジーだった。
    仕方ないので続きは原書で読もう。

  • ファンタジーでタイムトラベルって禁じ手やと思う。苦手や。
    ところで思春期の自分をメタるファウル坊ちゃまがちゅうにくさすぎてイタすぎる。
    それにすっかりいいこちゃんになっちゃって…。これではただの主人公やないか。アンチヒーローの頃のファウル坊ちゃまはどこに行っちゃったの…。

  • 一万年前の妖精族と人間の戦いで、妖精は地下に移動したが、その中でもデーモン族だけが魔法で時空を超えた場所に移動していた。その魔法が解け彼らは地上にやってきていた。
    それに気付いた14歳の少年アルテミス・ファウルは出現場所を予想し、様々な場所へとむかっていた。彼の向かう場所には、同じようにある少女がいた。12歳の天才少女ミネルバはデーモンの捕獲を目的としていた。
    デーモン族の中でもほかとは違っていて馬鹿にされていたインプの「ナンバーワン」が地上にやってきたがミネルバにとらわれ・・

    この二人の天才の争いから始まるが、物語は急展開し、私立探偵となった妖精エルフのホリー・ショートとドワーフのマルチ・ディガズムをまじえ、地下の妖精たちを救う戦いへと進んでいく。タイムトラベルして活躍するわけですが、アルテミスは最初は犯罪の天才、悪役で主役として現れたのが、この5巻では善人になっている。そして、おもいっきり次巻に続きますってな終わり方をしている

  • シリーズ第5作目。
    最長かつシリーズ最高との声も多いそうです。

    最長だからか読んでいて、シリーズ中一番疲れました。

    或いは戦闘シーンや獰猛な人(妖精含)物が多かったからか。

    両方かも知れません。

    新たな妖精の種族と、アルテミスに匹敵する知能を持つ人間の少女(12歳でしかもかわいい)が登場し、お馴染みの面々も色々と立場が変わって、ここからリスタートな感じもします。

    それからアルテミスが思春期に突入し、コントロールできない自分に戸惑う天才少年も面白いです。

    新たに加わったインプのナンバー1は、言動、口調から思い描く姿が物凄くキュート。でも実際の外見描写は醜い爬虫類のような化け物、と言うことで、脳内でちょっとした戦争が勃発しています。

    気になったのは、ドゥーダはパラディーゾ邸に入った時、ボーに招かれたと言うことなのか。もともと魔力が無くなっていたのか。妖精の規則に違反したために魔力を失ったのか。
    でも後で確か魔法を使ってましたよね…?

    しかしこの感じからすると、アルテミスはミネルバ(天才少女)と恋仲になるんですかね…?
    無理だとはわかっていましたが、ホリーとの胸きゅんに期待してました。異種間恋愛。
    80代のエルフと10代の人間。

    あとはやはりマルチが素敵ですよ(^O^)足を洗った決意が特に。

    会話の中の皮肉やジョークが好きです。みんな皮肉屋なのはお国柄ですかね(笑)

    本作の日本語版が出た時点で、原作は更に二作発売されていたようなので、日本語版発売が楽しみです。

  • あれ、シリーズ途中一冊抜けちゃったみたい。
    問題ないけど。
    すっかり大人だけど、ファンタジー好きにはたまりません。
    ダークヒーロー歓迎です、あまりいい子にならないでほしいな。

  • アルテミスがすっかり善い子になっちゃって。思春期の感情さえ分析してしまう所はなんか逆に可愛かった。バトラーとホリーの関係やマルチとフォーリーの掛け合いも健在。ちょっと毒のある感じが好き。新キャラとの関係も気になる、次作も楽しみ。

  • シリーズ第五作。
    タイムトラベルの話。いつものヤツらにさらに登場人物が加わって面白かった。個人的にはアルテミスとホリーのコンビが気に入っている。
    新登場天才少女ミネルバは少々大雑把な性格かな。アルテミスほど皮肉屋ではない。三年の年の差を入れて後で修正したって事は恋物語も入ってくるのか?甘すぎるのはやめてくれよ。アルテミスはすでに善人。だけどいろいろと思春期の悩みがあるらしい。と自己分析している。彼らしい。センサーを逆探知して情報を盗み出したり、わざと罠にはまってやったりするところ、悪賢さは健在。ニヤリ。
    ホリーはどうするのか。彼女にとっては警察官が天職だと思う。ハイブリッドになったアルテミスはどうなるのかも気になる。
    続編に期待。

  • スッキリと読めて、面白い。 
    オススメの作品。

  • アルテミス シリーズ第5弾。

    今度は悪魔・ガーゴイルに目をむけ、コンタクトを取ろうと試みる。そこにいた美人な少女が気になって…僕も思春期にはいったんだねってあーたw相変わらず面白かったです。
    最初が苦労する(説明が事細かすぎて長ったらしい)けど、勢いづいたらあとはラストまでノンストップ。場面展開が早くて、イタリアから台湾、最後はタイムトラベルまで。

    愛おしいキャラ達。

    バトラーの苦労性、拍車がかかる。
    フォーリーとフォリー相変わらず読み間違える。
    アルテミスなんでも思春期のせいにする。

  • やっぱりおもしろい
    最後の下りがよくわからなかった(゜゜)
    次回作が楽しみ

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著者プロフィール

アイルランド生まれ。本シリーズで世界的ベストセラー作家に。

「2008年 『アルテミス・ファウル 永遠の暗号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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