姥捨てバス (角川文庫)

  • 角川書店 (2008年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784048380010

作品紹介・あらすじ

運転手の俺は、「姥捨てバス」らしいというデマを逆手にとって年寄りを山の中の鄙びた旅館に連れて行くツアーで一儲けしようとする相棒に振り回されっぱなし。だが、数日後、ツアー客の婆さん全員がいなくなった!

みんなの感想まとめ

高齢者を対象にした「姥捨てバス」というユニークなツアーを企画する主人公が、思わぬ展開に巻き込まれるミステリー仕立ての物語です。ブラックユーモアを交えたストーリーは、軽快に読める一方で、社会への風刺や揶...

感想・レビュー・書評

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  • 期待し過ぎたのかな。
    面白いとは思わなかった。
    ブラックユーモア?

  • いわゆる白バス。

  • これもなかなか強烈なお話だつた。
    鳥取市立中央図書館より。

    最後は壮大なスケールの話になる。
    そして、巨大地下壕の中にゐた老婆150人が
    坑道の崩落によつて閉じ込められてしまつたのかどうかは初きりと書かれてゐない。

    えらく余韻のある終はり方をした。

  • 崖っぷち人生の「おれ」が相棒と始めたバスツアーの物語。

    大手バス会社から相棒と古いバスを買い、白バス営業を繰り返す。

    バブルが弾けて、起死回生の企画が姥捨てバスツアー。

    山間の廃校を仮想の姥捨てに仕立て、清貧な生活を送るツアーだったが、婆さんたちが消えてしまう。

    家族はいても居場所のない婆さんたちが決断した生き方とは?


    終わり方が唐突で、もう少し読みたかった。

  • 2019.3.28-208

  • 肝心の「姥捨てツアー」に参加する動機みたいな部分が弱いのか、こちらの感受性の問題なのかまるでピンとこなかった。ああいうコンセプトの既存の取り組みってもう結構あると思うしなあ…。むしろ「ツアー」って部分の方が新鮮でもうちょっと広がるような気もした。

  • 姥捨て、つまり年寄りを捨てるというコンセプトのバスツアーを企画した主人公。高齢女性に好評を博すも、ツアー参加者が行方不明になり…というミステリー仕立てのシニカルな小説。
    ネタばれになるので詳しくは書かないが、いろいろなテーマが含有されている。軽いのでサクサクと読める。終わり方が面白いと思った。
    ミステリーとしても笑いを求めるにしても、やや中途半端か。ということで、星3つ。

  • 原宏一さん、「佳代のキッチン」「佳代のキッチン2 女神めし」、移動調理車の旅、面白かったです。今回は、白タクならぬ白バスでの観光ビジネス、清貧ツアーや姥捨てツアーを扱った「姥捨てバス」、1998.10刊行、2008.4文庫化の作品です。詐欺まがいの観光ビジネスの企画自体は面白いのですが・・・、ラストが無理やりな収束に感じられ、ちょっと興ざめしました・・・。しゃれとかユーモアにならない形で、残念な気持ちです。

  • 尻すぼみ感。

  • 割とシリアスめな結末でした。
    ちょっぴり毒があって、考えさせられる。

  • 原さんの本、二冊目。
    やっぱなんかいいわ。

    シュールなんだけど、笑えないくらい現実にありそうな設定が絶妙。
    サラリーマン出ということもあって、世間の捉え方、感じ方が他の作家さんよりこっちより?みたいな感じ。
    ちょっと毒がある感じがよい。

    最後はちょっとあっけなかったかなー。

  • 2011 12/9

  • アイディアがいいですね。
    洞窟ってのはちょっと突飛に過ぎるけど、
    老人版シェアハウス的なものは実際にあるし。
    人に必要とされることが生きがいにもつながるし、
    生きがいのある人のほうが充実した人生を過ごせるとおもう。
    老人を老人扱いしないことも時には必要なのでは?

  • え?

    これはあれ、大丈夫ですよね?


    はい、では、大丈夫と言う仮定で進めます。
    (読んでない人、読めば意味わかるから)

    あたし、この人の感覚嫌いじゃない。
    サラリーマンだったからなんだろうねこの人。
    相棒のせこさも、ビジネスとかってかっこいいこと言ってうさん臭い人も、
    すげー、身に迫る。

    おばーちゃんたちの一人一人がもっと書き込まれていたらこの作品、
    もっとしっとりといい内容になったんだと思う。
    あと、シロクマさんも。

    最後の方の母親とのやり取りが秀逸なんだけど、だからさほら、
    この結末は、そうじゃないはずってことでいいんですよね?
    堅牢ですべての地震でもびくともしない、そんな隠れ家での
    シアワセな桃源郷ストーリーってことで、拒否権発動ってことで、最後は理解します。

    少なくともそう理解したから、泣いてないもん。

  • ラストがあっけなさすぎる。もうひとひねりお願いしたい。相棒のダジャレのパターンはテンポがあって良い。

  • 妙な発想を元に小説を書く作家さんです。
    それが床下仙人のように、社会を風刺というか揶揄している場合は面白いのです。
    この作品では、老人向けツアーの客が一人行方不明(実際には無断で帰宅していただけ)になった事から、姥捨てツアーと勘違いされ、妙に人気になった顛末が描かれ、発想そのものは面白い。
    しかし、そこに風刺や揶揄的なものが感じられないし、なんでこんなにしたのというエンディングであり、どうも頂けません。
    もう少し上手く描けば面白い作品になったのと残念です。

  • 原さんの小説好き。これはストーリーまあまあで宙に浮いた感が強い。

  • ■0845.
    <読破期間>
    H20/6/4~H20/6/7

    <本の内容>
    31歳独身の「おれ」は相棒に言われるがままに、
    白タクならぬ白バスで無認可の観光ビジネスの片棒を担いでいる。
    ある日、相棒が企画した「清貧ツアー」
    (聞こえはいいが、おんぼろバスで婆さんたちを山奥に連れていくツアー)で、客の1人が失踪。
    「あれは姥捨てツアーらしい」という噂が瞬く間に広まったが、
    皮肉なことに、今度は150人もの婆さんがツアーに集まった!

  • 図書館で借りた。

    どこかで本当にありそうなツアーの姥捨てバスの
    運転手とその相棒のお話。

    老いた親とどう接していったらいいのか、
    働くのはどういうことかを考えてしまう。

  • 読了/2009年7月

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒。97年に作家デビュー。2007年『床下仙人』が第1回啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれるなどベストセラーに。他の著書に「佳代のキッチン」シリーズ、『天下り酒場』『ダイナマイト・ツアーズ』『東京箱庭鉄道』『ねじれびと』(以上、祥伝社文庫)、「ヤッさん」シリーズなど多数。最新作は『間借り鮨まさよ』。

「2023年 『うたかた姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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