こたつ (角川文庫)

  • 角川書店 (2008年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784048380027

作品紹介・あらすじ

彼女が500年以上続く「こたつ道」総本家の跡取り娘だったことから、おれは「こたつ道」を極めることに。が、入る前に他人の目前でもまず全裸になる「序寒」に始まり、とにかくヘンな所作ばかり。その真髄とは?

みんなの感想まとめ

独特な文化と伝統が織り交ぜられた物語が展開される中、一人の青年が結婚を意識した彼女の秘密を知り、「こたつ道」の跡取り娘としての彼女と共にその道を極めるための修行に挑む姿が描かれています。コメディ要素が...

感想・レビュー・書評

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  • コメディ2作

    ・こたつ
    結婚を意識した女性が、500年続くこたつ道跡取り娘とし知り、こたつ道に励む青年のお話。
    茶道などと同じく細かい作法があり、歴史があり、派閥もある。
    成長して結婚を認めてもらえるか!?

    ・町営ハリウッドムービー
    先輩から無理やり映画のプロデューサーに抜擢され、資金調達に奔走したうえ、ようやくクランプアップを迎えるも、フィルムを事故で焼失してしまう。
    そこで地元の見舞浜町の町長を巻き込んで、町をハリウッド化する計画がぶち上がる。
    果たしてうまくいくのか!?

    奇想天外の発想と舞台に、リアリティが加味され、面白く読了。

  • こたつは正直いまいちだが、町営ハリウッドムービーが面白かった。

  • 定職もなく、アルバイトを続けていた主人公が同棲中の彼女には大きな秘密があった。
    なんと彼女は日本に密かに受け継がれてきた「こたつ道」を極める宗家の跡取り娘だったのだ。
    彼女と一緒になるべく「こたつ道」の修行に入る主人公、しかしそこには「こたつ道」の暗黒面に落ちた輩も絡んできて…
    軽く読めるコメディです。

  • 原宏一さんの「こたつ」は、
    「こたつ」と「町営ハリウッドムービー」の中から「こたつ」の感想!

    フリーターが彼女と結婚すると決意しプロポーズ。
    断られたと言うか、
    遠慮された理由は「彼女はこたつ道の家元のお嬢様」っだったから。

    ・・・。
    こたつ道って?!

    茶道、華道、こたつ道ですよ!

    最低でも「こたつ道」の師範代にならないと、ということでこたつ道に入門する主人公。
    序寒っていうのは、
    あたたかいこたつに温まる前に、あえて凍えてから温まることで有り難味を得ること。
    みたいな。。。

    修行に修行を重ね、
    途中、
    道を見失ったり迷ったりしながら「こたつ道」の腕をあげて彼女の両親に挨拶に行くまでがお話。

    ちょっとおもしろいこと思いついちゃった。
    って、
    文章にしたけど微妙だなぁ。。。
    と、
    ボツにするところを諦めずに書き上げてできたような作品が「こたつ」です。

  • こたつ道なるものが本当に存在しているかも・・・そんなふうに思えてしまう。比較的真面目な感じで描かれているので笑えるが正直いまひとつ、パンチがないような気がした

  • 何でこんなバカバカしい本読んでんだろ~
    嘘もつき方によっては、付き合ってらんないよね。とか何度も思いつつ、
    短いから最後まで読んでしまったけど。

    本を叩きつけるほどの(時間のムダ!的な)つまんなさでもないし、
    かといって惹かれる程でもなかったし、
    その程度です。

  • 表題作、設定だけと思ったら結構ストーリーでひっぱったな。同時収録の町営ハリウッド~もちゃんとオチまでもっていったのでよしとしましょう。

  • 大真面目な妄想世界。
    発想は好きなんだけど、もうちょっと文章に勢いが欲しい感じ。

  • こたつ道総本家の跡取り娘にプロポーズしたところから、こたつ道に邁進していく男。
    大真面目だからこそのマヌケさ。
    こたつだからこそじゃないんだろう。

  • 「こたつ道」!?
    実話じゃないよね? ってくらい「こたつ道」について深い話。そしてオモシロ〜〜イ!!


    ・・・ホントに実話じゃないよね? ないよね??「こたつ道」。

  • 原宏一がまた、新たな世界を作り出した(親本が10年前に出てるみたいだけど)。今度はこたつだ。こたつ道を極めるべく精進する姿をリアルに描く『こたつ』。 インディーズムービー制作をめぐるなんやかやを描く『町営ハリウッドムービー』。 リアルな法螺話が読みたいときはオススメ。 でも最近の作品のが、楽しみ度は高い。

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒。97年に作家デビュー。2007年『床下仙人』が第1回啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれるなどベストセラーに。他の著書に「佳代のキッチン」シリーズ、『天下り酒場』『ダイナマイト・ツアーズ』『東京箱庭鉄道』『ねじれびと』(以上、祥伝社文庫)、「ヤッさん」シリーズなど多数。最新作は『間借り鮨まさよ』。

「2023年 『うたかた姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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