- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048511223
感想・レビュー・書評
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日本全国の17歳の少年少女に共通の質問をして、記念撮影風の写真とならべることによって、一面的なイメージを拭って個別性、固有性を提示した写真集。1988年の写真集『17歳の地図』を再構成したもの。著者の橋口譲二は、星野博美の写真の師匠。
大人びたしっかりした考えを持っている子が多い一方で、最近読んだ本が少年ジャンプだったり、好きな音楽がチェッカーズだったり、子供っぽい一面が垣間見えるのが微笑ましい。
17歳はまさに子供から大人になろうとする時期だということに気づかされた。自分が17歳だった時を思い出すと、顔から火が出そう。
近藤雄太(旅の途中、西表島)
「施設で育って、中学を卒業した後は配管工の仕事をして働いていました。両親のいる友達に負けたくなくて何でも買ったし彼女もできました。でも、そうやって全部が揃ったけど、いったいそれが何なんだろうと思ったんです。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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17歳を訪ねる旅は、「他者」の存在を知る旅だった。
自分の存在を大切にし、他者の存在に敬意を払うこと。
自分を殺さず、他人も殺さずに済む方法を考えてみないか。
『十七歳の地図』のニュー・エディション
(帯より)
「「ベルリン」から「日本」へ 日本と日本人を知るために」橋口譲二 -
橋口さんのこの写真集、マジでおすすめですよ〜!