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- Amazon.co.jp ・マンガ (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048529389
感想・レビュー・書評
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岡崎京子の短編集。「万事快調」と「お散歩」が面白かった。
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短編集。
「ロシアの山」がいちばんツボにはまった。
同じ団地の12階と14階に住む2人が2つ上の階にママがいて、
同じ天井、同じ作りの部屋で初体験をしようとする。
でもお母さんが帰ってきて、2人は場所を変えて、
団地のボイラー室で初体験をしようとするが、
遠くの火事に見とれて中断。
その13日後にたわいもないことで2人は別れる。
「あのとき火事がなかったら」と何度も考えるけれど、
それは無意味だ。
だって、火事はあったのだし、実際に2人は別れたのだから。
「IF」はいつでも反実仮想であって現実ではないのだ。
下手な小説よりテーマも設定もよくて、面白かった。 -
読んだ日:2009/08/15
買った日:2009/08/15
買った所:
値 段:\\500の半額
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