グーグーだって猫である

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  • 角川書店
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レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・マンガ (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048532587

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前の事だけど、人と人の間には
    見えや意地や虚勢など、パーンと貼られるシールドがあって、
    時々カツンカツンと痛いけど、
    人とペットの間には、全くそれがないんだなぁ~

    信頼するものとされるもの。
    お互い大好きと愛情の他には何にも無い。
    人と人も、こんな関係であれたらいいのに。

    穂村弘さんが好きで読んでいた、と知って手にとってみましたが、
    猫との生活を通して見る著者の世界が、
    なんか深くて明るくて興味深かった。

    他の作品も読んでみたい。

  • (2015.01.14読了)(2015.01.12拝借)
    大島さんの飼い猫に関するエッセイです。
    飼い猫のサバが亡くなったのは、1995年10月6日とのことです。
    その後ペットショップで出会ったグーグーを飼いはじめます。
    ネコ好きには、結構楽しめる本だと思います。もし猫を飼っているのなら、同じでうなずけるところもあれば、そういう猫もあるんだと、感心するところもあるでしょう。
    うちのかみさんもネコ好きで、猫を飼っています。飼いはじめるときは、全部自分で面倒見るからと見えを切るのですが、いつの間にか僕も巻き込まれてあれこれと猫の相手をさせられています。現在三匹いますが、ネコにはそれぞれ個性があり、皆同じというわけではありません。
    この本でも、グーグーの後に、野良猫のビーがやってきます。二匹のあれこれが述べられています。
    28回目のところで、大島さんの手術の話が出てきます。一カ月入院するために猫の世話をお願いすることになります。生き物なので、誰か世話をする人が必要です。
    手術が失敗して、死んでしまうことも考えて、遺書まで書いたとか。

    (「MARC」データベースより)amazon
    その日、ペットショップの隅のケージでウトウトしていたひときわ小さく元気のない子猫-それがグーグーでした。『ヤングロゼ』『本の旅人』に掲載されたコミック・エッセイ。

  • 飼い猫のサバが死んでから、グーグー(♂)とビー(♀)を飼い始めるまでの話。

  • 13歳のメス猫と暮らしているので、自分と愛猫との生活を
    描かれているみたいで、とても温かい気持ちになった。

    ほんとうに愛しい家族との生活は楽しい。
    魅力的な猫の表情がたまらない。

  • 筆者の猫に対する愛情に泣ける。ほのぼの。私もうちのトト(トイプードル)をいとおしく思えた。

    映画とはまた違った味がある。大島弓子さんの素敵だと思う観点が素敵。

  • わたし、2歳から本読んでたんだけど、
    大島弓子ってその頃から読んでるんだよね・・・。
    結核で少女が雪の中で血を椿の花みたいに
    吐いてたのとか覚えてる。
    きっとゆりかごから墓場までな作家なんだろな。
    で、この猫の話はうちの猫と似てる似てる、と
    とても共感してるところです。

  • サバの回想しーんとか、二匹目の猫は~のくだりでいつも泣いちゃいます。

  • 猫好きにはたまりません。

  • この前、映画化されていた「グーグーだって猫である」です。映画の方は、まったく見ていないですが……予告編を見た限りでは、そんなに悪くはなさそうな感じでしたねぇ。

    サバが死からお話が始まります。
    大島 弓子の伴侶ともいえるぐらいのネコだったサバが亡くなって、もう、大島 弓子は、マンガ描かないんじゃないかと思っていたのです。
    でも、グーグーどであって。

    サバは、サバのまま、人間ネコの形に描かれていて、グーグーは、けっこうリアルなネコの形に描かれています。
    そこには、ありのままを受け入れようとする大島 弓子の変化があるような気がします。

    そして、元気に日常がおくれていることに、ホッとします。

  • 紹介:高垣 美香
    この本では、吉祥寺を舞台に描かれた天才漫画家・麻子と、そこで暮らす猫達との心温まる日々や、それを取り巻く人々との思いやりに溢れた生活がつづられています。
    物語は、天才漫画家・麻子が13年と5ヶ月もの長い間、一緒に暮してきた、飼い猫のサバを突然亡くし、悲しみのあまり、漫画を描けなくなってしまうところから始まります。
    落ち込んだ麻子を、周りの友人やアシスタント仲間はとても心配し、そっと見守る生活が続いたある日、麻子にある子猫との運命的な出会いが訪れます。
    麻子は、“この子が長生きしますように、病気をしませんように、事故にあいませんように、この家での生活が楽しめますように”という思いを込めて、グーグーと名づけました。
    この日から、麻子はまたサバがいたころのような、元気を取り戻します。
    一人と一匹の幸せな生活が始まり、新作漫画へも意欲的に取り組む麻子。毎日がとてもうまく動き始めた矢先、今度は子宮筋腫という病気が麻子を襲います。
    再び塞ぎこんでしまった麻子を見て、アシスタント達や、吉祥寺に住む仲間達が、今の自分達に出来る精一杯のことをして、麻子を励ましていきます。
    そんな仲間の姿や、あたたかい思いに触れ、麻子はもう一度、生きようと前向きにあるき始めます。
    この本の中では、現代社会には欠けている、人と人とのつながりや、人情に溢れた生活が描かれていて、ホッとするような温かい気持ちになれる1冊でした。

大島弓子の作品

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