花とアリス

著者 : 岩井俊二

• KADOKAWA (2004年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[素以さんの感想 · 2017年10月12日]

面白かった。でもまあこの面白さはほとんど映画の中の面白さそのままだから、あえて語るべきことがあまり思いつかないけど、なんとなく映画との違いは感じた。
一番はセリフの空気感かな、映画だと自然と不自然の境界をさまようような浮遊感のある台詞回しだったのが、漫画にして読むと不思議にむちゃくちゃしっくりきた。この微妙な感覚についてはなんとかして解き明かしたいけど、まだ良くわからない……。

あとやっぱり漫画やアニメのパロディが静止画で読むとすごく目立つなと思った。映画だとしれっとさりげなく描き込まれてたような感じだったけど。

記憶のなかの映画とかなりそのままそっくりって感じでびっくりしたけど、絵コンテ元にした書き下ろしだそう。鈴木杏の顔とかほんとそっくりだもの。

[ksnkaymさんの感想 · 2015年9月10日]

群像劇を描くみたいな筆致がきれいだった
内容はよくわからなかった。好きの錯覚が好きにさせるってことなのかな？ もっと年を経てから、この女学生たちの心の動きを読みたい

[ちいさんの感想 · 2013年7月28日]

内容紹介
音のない岩井作品は言葉が物語を奏でる。残酷でリリカルな原作コミック
キットカットブレイクタウン上で上映されていた短編集の映画版。14～15歳までのあやふやな時間を見事に切り取っている。オリジナル絵コンテを元にした原作コミック

[ぶんぶん(ふづき)さんの感想 · 2011年9月4日]

映画の下書きみたいな、監督が自分のイメージをほぼ映画で実現させていることが分かります。

[tabidokushoさんの感想 · 2011年6月23日]

竹富島などを舞台とした作品です。

[けわさんの感想 · 2009年11月19日]

こちらも映画が好きだったので
岩井俊二の映画がすきなんです。


女の子てちょっと怖いけど面白いとおもってしまった。
私も女だけど。

[y1osa's lib.さんの感想 · 2009年11月9日]

映画の漫画版

線画でかかれている。岩井俊二の映画がすきなので買ってみた。

[ししぼんさんの感想 · 2009年9月20日]

花とアリスの漫画版。

[wonder-wordさんの感想 · 2009年3月22日]

繊細な線がすき。
映画はそのまんまなんだな〜と驚いた。

[ｓｔさんの感想 · 2009年1月7日]

映画が素晴らしいので当然素晴らしい。淡々とした感じのコマ割が好き。ただ、ちょっとお値段が高すぎると思う。

著者プロフィール

映像作家。1963年1月24日仙台市生まれ。横浜国立大学卒業。主な作品に映画『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』『ヴァンパイア』『花とアリス殺人事件』『リップヴァンウィンクルの花嫁』など。ドキュメンタリーに『市川崑物語』『少年たちは花火を横から見たかった』など。「花は咲く」の作詞も手がける。

「2017年 『少年たちは花火を横から見たかった 』 で使われていた紹介文から引用しています。」