アニメ・マンガ・戦争 安彦良和対談集

  • 角川書店 (2005年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (532ページ) / ISBN・EAN: 9784048538664

作品紹介・あらすじ

ガンダムAで連載された様々な作家との対談が一冊となって登場。掲載は寺田克也、貞本義行、永野護、松本健一、福井晴敏など。

みんなの感想まとめ

多彩な作家との対談を通じて、歴史や政治、アニメ業界の現状について深く考察される一冊です。著者の安彦良和は、その独自のイデオロギーと全共闘出身のアイデンティティを背景に、対話を進めることで、クリエイター...

感想・レビュー・書評

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  • 多彩な(悪く言えば雑多な)話題が論じられており、しかしそれでも一本スジが通った本のように読めてしまうのは安彦良和という人が持つ骨太のイデオロギーと全共闘出身というアイデンティティ、そしてクリエイターとしての矜持ゆえではないか。さすがにいま(2026年)となっては古い話題も多かったのだけれど、安彦が問う歴史や政治をめぐる問題(および、その安彦に反応してクリエイターたちが語る見識)はいまなお傾聴に値する。双方の議論がヒートアップする瞬間もあるのだけど、総じて相手に対して経緯を払っているから気持ちよく受け取れる

  • 対談相手が多岐にわたり、それでいて偏っていて面白い。
    安彦氏自身にとっては前半のガンダムの安彦氏としての対談集よりも後半の方が重要なのだろう。
    永野護氏との対談があまりにも短くほとんど対談になっていないのが残念。

  • アニメのポスターなのにアニメ的なセル塗りではなくて、
    本来、絵というものは光の反射で、色がきまるんだ、と理解した体験をもたらしてくれたのが、ガンダム劇場用のポスターでした。

    漫画家業主体になられた以後はどうも革命家やそれに類する人をテーマにした作品が多くて、
    もともとこういう人だったんだなあと納得したのが本書。
    60年代の学生運動をブームじゃなく真剣に考えて生きた人ってのは、やっぱずっとかわらないんだなぁと思いました。
    後半のテーマはそういうものですが、基本、当時のアニメ業界や最近の漫画家として長く活躍していくことについても、感嘆する対談も多くあります。

  • 対談集を読んで、萩尾望都というのは、やっぱり天才だなぁと改めて思いました。
    メッセージを伝えるために、いろいろな層へ伝わるように、何重も何重も仕組みをつくっておくという。それは、自分がそれぞれの層を想像して、理解しておかなければならないということです。

    しかし、安彦さんって、かなりこの世界では、重鎮なお年だと思うのですが、それでも、まだいっぱい野望をもって、落ち着きたくなあなぁと思っておられることがよくわかります。

    だから、大塚英志との元気いっぱいの(けんか)対談も、それほど悪い感じではないです。

    しかし、大塚さん、最近、誰にでもかみついてないか?前から、それが芸風か?

  • 安彦さんってアツい方だったんですね。

  • アニメ・マンガ編は楽しく読めたが戦争編で挫折しそうになった。なんとか読了。大塚英志さんとのバトルが意外によかった。

    それにしても選挙行かない時期が長かったなんて…など安彦さんに対するイメージがいろいろと…


    ところて
    419ページの「国立大学で県の名を冠しないのは弘前大学と信州大学だけ」発言も謎。たくさんありますよね?校閲はどうなっているのか。東北大学も九州大学も国立だよね

  • アニメーターでマンガ家の安彦良和の対談集。職業柄、職人気質で寡黙かと思ったら、安彦さん、よくしゃべる。さすが元左翼。最後の大塚英志との対談は、ほとんどケンカだった。

  • ガンダムであまりにも有名なので、それだけかと思われがちだけど、最高傑作は逆にそれ以外で、「アリオン」「ナムジ」「神武」そして「虹色のトロツキー」。

    意気でかっこ良く元気になる作風は、私が電車の中で読んでいると、隣の女子高生が一緒になって見たりしたことがありました。(あの読ませてもらっていいですか、何か気になる絵ですねとか言って)なのに超絶的。

  • 大根と思えば大鰻。その心は?

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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