地を這う魚 ひでおの青春日記 (単行本コミックス)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 188
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048541442

感想・レビュー・書評

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  • バクマン読んでからこれ読んだら頭がクラクラする。

  • 失踪日記は読んだことがあるけど、他のあづま作品を読んだのはこれが初めて。
    どうでも良いような事が書かれているけれどなんか面白い。

    なにか生きている物を作っていたり街中に魚が泳いでいたりビルに木が生えていたり。男はみんな動物になっていたり。変な世界だけど現実世界の日記、なんだか漫画っぽくて面白い。昔の日常が書かれているはずなのに絵でおもしろく見えてしまう。あづまの目では街中に魚が泳いでいてビルには木が生えていて同性は動物に、異性はかわいいロリキャラに見えるのか。感性で書いているというか感覚で書かれているのか、なんか漫画でしか読めない感じが面白い。

  • デビュー前のアシスタント時代の話をシュールな絵で書いた。
    話の内容はリアルだが、絵が不条理。

  • この作品で描かれた吾妻さんの新人時代は「逃亡日記」で語られていて「逃亡日記」は読んだばかりなので、なんとなくインパクトに欠けた。60年代の雰囲気には惹かれつつ、非現実的な表現は良くも悪くも気になる。

  • 2

  • やっぱり吾妻ひでおはなんとなーく何度も読まさせてしまう。
    一つのコマへの書き込みがすごい。世界が出来上がってる。
    あと彼の描く女の子はたまらなく可愛いです。萌え。

  • 独自の路線をひた走る漫画家吾妻ひでお様の青春時代を綴った作品。
    読んでたら、昭和の懐かしい感情がわき起こってきました。

  •  地に足のついた画風でありながら、既存の枠に当てはまらない異色の作品であろうとした作品だと思った。ぼくが昭和の若者をテーマにした系のマンガが大好きなので、それだけでもうわりと満足感あるのだけれど、一昔前の画風、一昔前の表現(表現それじたいは本当に古臭い)をてらいもなく使い、それだからこそ今読める作品にまで昇華できている。ストレートに人間を馬や鰐や犀に擬物化しようなんて、なかなかやろうと思ってできることじゃない。しかも、物語が終盤になるにつれてそうした異物がどんどん過剰になっていく。そして、作品の内容はそれに一切関係しないところがまたおもしろかった。1970年代初頭を舞台にした、駆けだしのマンガ家たちの青春物語といってしまえば、それほど珍しいものではないのにね。

  • 自分も社会人への入門は工場勤めでした。
    絵描きになりたいと言う漠然とした夢はあったけど、真面目につとめるのが一番と思い、我慢して工場で頑張った。

    一方、吾妻先生も最初は工場勤めだったけど‥。

    この本を読むと、漫画を描きたいという欲求にまっすぐに進んだ吾妻先生の人生が羨ましく思えてならなかった。

    こんな風に、やりたい事に向かって頑張る人生を送りたかったと。

    寝床で、立て続けに10回くらい読み直した。
    吾妻さんの漫画でここまで短期間に再読したのは久々。

    現実に体験した事を、楽しめる漫画として昇華される力量を感じました。
    不条理だけの人では無いですね。

  • 漫画家として恐らく死ぬほど苦労してきたであろう吾妻さんの作品。吾妻ワールドを全開にして繰り広げられるその表現は半ばホントの部分も混じってるんじゃないかと思います。

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著者プロフィール

吾妻 ひでお(あずま ひでお)
1950年、北海道生まれ。上京後就職するもほどなく退社。
1969年『月刊まんが王』12月号掲載の『リングサイド・クレイジー』でデビュー。コメディ路線の『ふたりと5人』がヒット。1979年に『不条理日記』日本SF大会で星雲賞(コミック部門)を受賞し、「不条理漫画」というジャンルを確立。
失踪事件を起こした後にアルコール依存症に。そこから復帰して記した『失踪日記』が高く評価され、大ヒット。第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門をそれぞれ受賞。

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