魍魎の匣 (1) (怪COMIC)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 1849
感想 : 175
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048541565

作品紹介・あらすじ

女学生の頼子と加奈子は、ふたりで遠くの湖に行く計画を立てる。その実行の日、加奈子は汽車に跳ねられてしまう。そこに居合わせた木場刑事だが……。大ベストセラー小説『魍魎の匣』がついにコミック化。

感想・レビュー・書評

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  • 「もう読んだから」の加菜子が完全に僕たち私たちの理想の加菜子だったので開始11ページにして既に最高だった
    他のキャラのデザインとか表情とか、比喩的な表現のしっくりくる感じとか、絵でする説明の分かりやすさとか、ずっと最高を更新し続けているのですごい

  • 今ちょうど「魍魎の匣」を読んでいる途中なので、頭の中を整理しながら読むことができました。おどろおどろしい雰囲気やそれぞれの人物が絵にぴったり合ってると思います。敦ちゃん可愛いな。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「人物が絵にぴったり合ってると思います。」
      とっても上手ですよね、←と表紙を見て思った。読んでみるつもりだけど、何巻になるのかなぁ~
      「人物が絵にぴったり合ってると思います。」
      とっても上手ですよね、←と表紙を見て思った。読んでみるつもりだけど、何巻になるのかなぁ~
      2012/05/21
  • 再読

  • 関口、雨宮、須崎、福本、青木はアニメ版のキャラデの方が好きです。
    関口に関しては『姑獲鳥の夏』の時ともだいぶ変わりましたよね?

    アニメを先に観ていたから、すっかりその声でキャラ達の台詞が再生される。
    京極堂ファンからしたら、ラストのページは非常にわくわくしますね。次巻が早く読みたくなります。

    頼子の母と笹川は、アニメに比べるとかなり醜い見た目で描かれている。
    木場修もアニメの方が好きだけど、原作のイメージに近いのはコミカライズの方かも。

  • こんなに完ぺきに、美しく、上手に、あんなに長い小説をコミカライズできるものなのかね。本当にすごい。全部好き。もう、小説が、絵になって、本当にすごい。鳥肌実イメージの久保とか「そうです、こいつです」って感じです。

    好きな場面
    京極堂のマジカルステップと、箱館で呪うとこ
    恋する箱男
    口外法度を速攻で口外する榎木津
    単身突撃する青木君あたりの猟奇的な表現

  • ハマってしまった。

  • コミックだと読みやすい分かりやすい。

    加奈子も頼子も美人なんだけど、頼子は加奈子に依存し過ぎてちょっと怖い。
    自分の知らない、理想としない加奈子を知ったときの表情が特に。
    加奈子は消える直前、頼子に何を言いたかったんだろう・・

    そしてなぜ匣詰めにされた人は「ほぅ」と言うのだろうか

  • 角川祭りで半額だったのでこの機会にと購入。
    こちらはアニメも観たし百鬼夜行シリーズとしては有名なお話なので比較的記憶に残っていた。
    すべてのシリーズに言えることだけど、京極さんの作品は無駄がない。すべてが伏線で、すべてが必要な情報。だというのにすごい情報量。
    小説だと読み応えがありすぎるが、漫画だと比較的読みやすくで好き。

  • あのみっしりな情報を交通整理し、かつ分かりやすく説明している感じ。小説→漫画の順で読むと、大変わかりやすいと思います。

  • ”魍魎の匣 全五巻”京極夏彦原作 志水アキ画 角川書店(2007/12~2010/07発売)

    ・・・京極夏彦”魍魎の匣”のコミック版。原作の魅力を余すところなく引き出した美麗なコミックでした。
    巻末に収録の設定画のコメントに”原作未読のアシスタントさんだと背景の雰囲気がなかなか伝わらないので全員に熟読して貰った。”とあったり、表紙は全巻中禅寺なのですが、カバーをめくると同構図別キャラクターであったりと本編以外にも楽しめる要素が多かったですね。

    ・・・シリーズのコミック化は”狂骨の夢”が全五巻で刊行済み。”姑獲鳥の夏”が連載中&一巻発売中。他に榎木津が主役の”百器徒然袋”が連載中。(”鳴釜””瓶長””山颪””五徳猫”が刊行済み)

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著者プロフィール

漫画家。『夜刀の神つかい』(幻冬舎コミックス)でデビューし、『トータスデリバリー』(講談社)など著作多数。
京極夏彦の原作『百鬼夜行シリーズ』 のコミカライズはライフワークとなっている。
『都合のいい果て』で「モーニング・ツー」初登場。

「2023年 『都合のいい果て(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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