三ツ星商事グルメ課のあまい罠 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.37
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本棚登録 : 168
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048650618

作品紹介・あらすじ

桜のつぼみがほころぶ春。 三ツ星商事の悩める社員をとっておきの料理店に招き、そのトラブルを解決するはずの「グルメ課」メンバーは頭を抱えていた……。 グルメ課のリサーチ能力を買われ、人事部長に依頼された「社内の人材調査」の仕事が、実は「リストラ予備軍の粗探し」に利用されていたのだった。 この難局を彼らは一体どう【料理】するのか―――!? オマール海老の炭火焼、山岸豚のグリル、こぼれ寿司、浅草メンチ、大人のショートケーキ、花見こもち、etc。 実在の飲食店と絶品料理が、出会いと別れの季節を鮮やかに彩る、ほんわかグルメ小説! 息抜きグルメマンガも収録。

感想・レビュー・書評

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  • y

  • まぁまぁ面白かった‼︎
    ご飯屋さん色々乗って行きたくなる‼︎

  • 一話目、総合総社でそれだと労基来ちゃいますよ。二話目、マーケティング部署あるでしょ。無茶な設定やご都合主義をどう描くのかが、作者の腕の見せ所で小説の醍醐味。分からないものは無理に読む必要は無い。途中でドロップアウト。実店舗名出しの必要性も相変わらず感じない。

  • かなり前から本屋パトロールで「読みたい本リスト」に入れていたのだけど、図書館の蔵書になくってあきらめていた本。
    それが、先日蔵書を検索したらヒットしたので、
    「うひゃー!」
    と、喜んでリクエストしたのだけど、数ページ読み進めて、
    「あれっ?」
    ちゅうくらい、設定が分からない。

    分からないというか、「読者はここまでの設定を知ってるよね」ちゅう前提で書かれているというような?
    グルメ課についてもさらっと説明はしてくれてはるけど、「過去の案件」についてはよくわからへんし、そもそもグルメ課のようなエキセントリックな課が設立された理由はもっと掘り下げても(ちゅうか、それで1章くらい使っても)ええんちゃうの? とか。

    「ひびき」コンビが社員じゃない? こととか、案外ひなのちゃんにアプローチしようとしてる? ところとか、そういうのは読んでいて文面から分かるけど、
    「そこ、説明なし??」
    みたいな。

    連作短編なので、読んでいくうちにだんだん理由づけが明らかになっていくのかなあ、と、思ったらそんなこともなく終わった。

    それはそれで面白かったけど、あとがきを読んで衝撃。

    このタイトル、シリーズ三作目やってんて・・・。

    (道理で)


    あー、納得。ちょう納得。
    著者があとがきで書いてはるとおり、確かにこの話から読んでもわかったよ。面白かったよ。でも、

    1作目から読みたいわ・・・!


    図書館ってなんでこう、シリーズの途中だけ蔵書に加えてたりしはることがあるんやろう・・・。(;^ω^)

    とりあえずこれは、1作目と2作目を購買リクエストしてみようかな・・・。
    3作目があるだけに、購入してくれはりそう・・・。


    さて前置きはここまでにして(えー)、この本はタイトル通り、おいしいものにまつわる人間ドラマなのかと思ってたら、まあそうなんやけどちょっと想像と違うかったー!

    どっちかっていうと、おいしいものが後付けみたいな感じ。
    私が好む、料理ありきの人間ドラマではないけど、それでもめっちゃ面白かった。
    こういう切り口も面白いと思います。

    ほんで、作中で紹介されるお店やお持たせは実在のものばかりのようなので、首都圏の人なら実際に足を運べるんやろうな。
    それはちょっとうらやましいかも。昔のガイドブックみたいな感じかも(笑。イラストが手書きやし)。

    せやけど、まー、さすが都会。そしてグルメ。おいしそうやけど、高級そう。
    そこはこちとら関西人ですから・・・。笑

    高いお金を出しておいしいものを食べるのは当たり前

    ちゅう感覚ですか。
    むしろ

    安いお金でいかにおいしいものを食べるか

    が大事な土地柄ですので、ここまで晴れの食事ばっかり並べられると
    「あー、豚まんみたいなやつが食べたい」
    と、思ってしまった(読みながら)。笑

    人事部長からリサーチ依頼がきた社員たちをリサーチして、それぞれのお困りを解決するという流れはめっちゃ好み。
    それだけに
    「よう、ここに食べ物ネタを絡めたなあ」
    と感心してしまった(笑)。関係があるような、ないような・・・。

    そして、グルメ小説っていうジャンルもあるねんなー。

    (2017.03.04)

  • シリーズ3冊目、だけどこの本から読み始めました。
    著者自身が書いている通り、順を追わなくても確かに問題なく読めます。
    読み始めて直ぐに、「おー!、ラノベだあ」という強い印象。恐らく、中学生でも抵抗感なく読めるのでは?
    描写は短く、良く言えばテンポ良く読めるけれど、物足りないとも言える(完全に好みの問題)。
    正直のところ、若干の抵抗感・物足りなさを感じつつも、折角なのだから最後まで読もうと決めて読み進む内に、結構楽しめてしまうのはさすがだなあ、と思わされました。

  • 前作で土台ができたから今回はしっかりグルメ化のお仕事全うという感じ。海老とケーキとカレーが印象的。(そこか?)

    *うまい話と順番まちがえて読んでしまった

  • このシリーズは毎度妹からの譲り受け。

    今回は本人の悩みごとというより、人事部が目論んでいる人員削減(?)
    の該当者への面談(会食)
    ちょっとブラックだし、”会食”があればこそ、の解決という感じが薄く、
    残念な感じでした。

  • 3作目
    今回は人事からの選出での依頼
    ところで、何で欲求のテーマにしたんだろ?
    その理由って書いてあったっけ?

    それはそうと、頑張ってるはぜひとも報われて欲しいよね
    ただ、人の評価って難しいからなぁ
    多面的に評価しないと公平ではないしね

  • 三ツ星商事グルメ課、第3弾。
    今回も悩める社員たちを助けてるグルメ課。
    なはずだったのだが、リストラ予備軍の
    粗探しになっていた!!
    今回もおいしそうなものばかり!!

  • 実在の食べ物屋さんが登場するシリーズの第三弾。

    今回も社員の問題を食に関連づけて解決しようとするわけだけど、今巻は今までに比べるとちょっと解決策がおざなりな気がするなあ。
    まあ、今までだって御都合的ではあったのだけど、それなりには納得出来たんだけどね。
    今回はそれちょっとうまく行くの? と言う感じだ。

    お店や料理の方は相変わらず行ってみたい場所が多くて、悩む。
    お寿司が行きたいなあ。

    そろそろネタ切れっぽいので本巻が最終巻かな?
    いや、美味しいお店情報が欲しいから続けて欲しい。
    うん、本末転倒だ(爆)

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