俺の人生は神ゲーである! (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048650731
作品紹介・あらすじ
【運命を操作する女神(候補生)×1があらわれた】無類のゲームバカ・有野の前に現れた変な少女は言う。「私はありがたーい運命の女神(候補生)。人間は神様がプレイするRPGのキャラなんですよ」……マジ!?
感想・レビュー・書評
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1冊完結。ハチャメチャな女神(候補生)が主人公の人生を滅茶苦茶にするギャグコメディ。女神のコントロールで脳内選択肢が出るところ某ラノベと似てる。その脳内選択肢で選んだ結果で猫かぶり超絶美少女の夏女川凛子お嬢様を激怒させるのが面白い。この素が出てからの凛子がとても良い。春希とプルミエールの物語である一方、凛子が解放されて行く物語でもあった。お幸せに
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こ れ は ひ ど い .
しかしそうだな.
ゲームの主人公は本当は
スライムばっかり狩り続けたいわけじゃないかもしれない.
逆に安全な狩場を離れて一段強い敵なんかと戦いたくないかもしれない.
プレイヤーの操作によって金髪お嬢様な転校生の好感度を稼いでるが
本当は幼馴染と変わらぬ日常を過ごしたいのかもしれない.
そう考えるとプレイヤーは中の人に対して酷いことをしているのではないか.
そう考えさせられる意欲作.
…なのか?
まぁ,僕に言えることはただ一つ.
「中の人など居ない!」 -
人生が神様のプレイしているゲームであるという今時っぽいテーマだが、中身はボーイミーツガールの正統派で面白かった。
変に主人公がモテたりせず、主人公とその周りの人達も人間的に魅力があるのが良い。容姿だとか家柄だとか、そんな生まれつきのもので決まるのではなく、努力して悩んで協力してケンカして頑張っている人を応援したくなるのは、人として自然だと思う。
主人公の兄が悪者にならないのが良かった。真面目さや責任感はおざなりにされがちだけど、馬鹿にしちゃいけないものだと思う。
惜しいのは、今のライトノベルの流行りではないと思えること。うまく作者の感性にドンピシャにはまるような物語が見つかるといい。 -
アホな子が引き起こすドタバタに巻き込まれるお話が大好きな人にはオススメ。
常識的判断のできない愚かな小娘が引き起こす事件に巻き込まれるのは苛立たしくガマンならないという人は読んではいけない。