魔法科高校の劣等生(16) 四葉継承編 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.78
  • (34)
  • (55)
  • (44)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 888
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048651165

作品紹介・あらすじ

四葉本家から「慶春会」の招待状が届く。次期当主候補・深雪の内心は、乱れていた。当主になるということは、兄ではない別の「婚約者」を迎えるということで……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 流れ的にそうなるんだろうなあとは思っていたとはいえここまでガチに近親相姦ネタやられるとなあ、というか今更とはいえ深雪のガチっぷりにドン引きしちゃってもうね。

    黒羽貢を筆頭に分家が異様に達也を忌避してた理由もしょうもなかったしなあ、まあ達也が深雪の為でなく深雪が達也の為に作られた調整体だったってのはさすがにサプライズではあったんだけれども。

    とまあ色々突っ込みどころ盛りだくさんな今回だけどこの件を受けて大騒動が起こるだろう(ついにの四葉バレ+兄妹から婚約者やもんなあ)次回からの展開は素直に楽しみなのであった、予告見る限りあのアメリカっ娘も再登場するみたいだしさ。

  • 【再読】これまで仄めかされていた達也と深雪の出生の秘密がさらに踏み込んだ形で明らかにされ戦慄しました。四葉一族の執念というか妄執のようなもが感じられますね。今回は「四葉継承編」ということで大方の予想通り深雪に焦点があたりますが、それに加えて達也との関係も大きく変わってビックリ。何という急展開。結果的に深雪の大勝利なのだけど、冬休みが明けた後、一高の友人たちは二人の新しい関係について何を思うのか…。

  • 先ず、本家に辿り着くまでが長い!!!笑
    ……ということはそこまでに色々あるわけです。
    辿り着いたら、辿り着いたでまた色々あるわけです(ネタバレしないようにするとこうなる語彙力のなさを御許しください(苦笑))
    前半は肉体戦、後半は心理戦といった形で進められ、後半はスルスルと真実が明らかになり、私だったら戸惑いまくるだろうな……と思いました。
    流石、この兄妹!!!

  • 図書館で。
    そうきたか(笑)という巻。
    個人的には沖縄編以前はあんな態度だった妹にメロメロになられても「別に妹だし」で終わる気がするけど…まぁそれを言ったらこのシリーズの柱が崩れるか…

    個人的にはヒロインが好きになれなかったんですがなんか納得したような。彼にとっての女の子だからそりゃよそ見もしないよねぇ…

  • 四葉継承編、タイトル通り四葉の後継者が決まる話をしつつ、大きな意味合いでは達也と深雪が生まれてきた背景を語る巻、という感じでした。
    達也が超特殊な能力を持ってい生まれてきたのが、実はお母さんの精神構造干渉という特殊能力の影響で、かつ、四葉全体の願いによっていびつに形成されたという種明かし。
    これを折り返しに、英語タイトルのまさに「irredular」がつまはじきにされる中どうやって二人で自分たちの落ち着く居場所を勝ち取ってくか、という方向になってくんでしょうね。
    それにしても、柴田君、勝家のイメージで作られたキャラなんだろうけれど、残念過ぎる。黒羽兄弟、今後どうなってくかな。

  • 激震が走った。という表現がふさわしい巻だった。さすがです。

  • ライトノベル

  • 醜悪。
    なぜ深雪が達也のために生み出された、などと書けてしまうのか、その神経がわからない。
    ついでに言うと、深雪が自分と同じ両親から生み出された点について達也は確信を抱いているのに、それでも甥と叔母くらい遺伝子に差異がある、というのは理屈としてわからないし、日本ではいとこ婚も認められているがそれでも血は濃い部類で、まして叔母甥程度では心許ない。

  • シリーズ16作品目。
    四葉家の後継者を決めるお話。
    後継者はずっと前から深雪に決まっており、それは揺るがないものであれど、分家たちの思惑が走る1冊。
    そして深雪の婚約も併せて決まった。
    兄妹設定から出るための理由が、なかなか強引だけれど、まぁ・・・深雪が結婚をするのであれば、ほかの人などいないし・・・、と納得。

  • 深雪が完全調整体で、達也を止めるために作られたものだったという話。
    ハッピーエンドで終わるならここで止めておくべきなんだろうけど、まだまだ続くってところに作者の構想力のすごさを感じる。

    途中に、犯罪であっても罪ではないという言葉があったんだけど、勝てば官軍、何が正義かは後付けなんだよなーって。

全30件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐島勤の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×