猫とわたしと三丁目の怪屋敷 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048651325
作品紹介・あらすじ
年経た猫は、人の言葉が解るようになる――飼い猫を追いかけるうち、言葉を話す猫たちの集まり“猫集会”に迷い込んだ少女・沙由実は、猫たちの代わりに町の噂話を調べる「猫の手」に任命されてしまって……
感想・レビュー・書評
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よかった。いや、あのさゆみちゃんちょっと達観しているというか、なんというか…。
2巻に続きそうで話続いていないのかな?めっちゃ謎残っているのだが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと不完全熱焼だった気がします。
この作家さんの他作品を読んだことがないので、これが作家さんの特徴で文体だと言われてしまえば何も言えませんが、もう少し終わりの方に刺激が欲しかったです。 -
『神様の御用人』の猫verみたいな感じの話。人間が「猫の手」になり、問題解決に奔走。猫が喋ったり、人に化けたり…という設定にはロマンを感じる。マイペースな猫たちがかわいい。もうちょっとテンポが良ければなあと思う。続編意識してる感じ。
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謎のおにいさんが気になる
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「猫とわたしと猫たちの集会」
飼い猫を探し迷い込んだ先は。
化けずとも長生きすれば人の言葉が分かるようになる、ということは違和感もなく納得できたな。
「猫とわたしと新しい友だち」
猫の手の一人として初仕事を。
やってみなければ信じる事が出来ないかも知れないが、もう少し始めに説明してくれてもいいのではないだろうか。
「猫とわたしと魔法使いの喫茶店」
彼女たちの力量を試すため。
年齢的にも普段の話ですら素直に話を聞く事が大変だろうに、自分と相性の悪い人と話すというのは中々厳しいだろうな。
「猫とわたしと教頭先生の飼い猫」
いなくなってしまった猫の行方は。
自分が納得せずに行った行動だからこそ、頭の中で消化しきれず違う話になってしまったのかもしれないな。
「私と猫と猫使いのお兄さん」
屋上付近から聞こえるねこの声。
軽はずみな発言だったからこそ自分達で出来る限りの責任をとろうとしたのかもしれないが、子供に出来る範囲を考えて諦めも肝心だろうな。 -
昔兄が見た、という猫集会に紛れ込んでしまった主人公。
出ていくために、鏡を取ってくることに。
猫の手、というものになった主人公ですが
猫のために働く、というもの。
平和そう、と思ったらそうでもなかったですけど。
猫自体に、というわけではなくて、猫の生活のために、で
不法侵入してみたり人様の生活を覗いてみたり。
事件らしい事件は、猫の手になった中学生の
青春物語、的なものだけでしょうか?
兄が凄いですけど。
マタタビまで調合してまで、猫を抱き上げたいのか! と
突っ込みたいほどです。
双方嫌がってなければ…でしたが
猫の方は嫌がっているようです…w -
猫の手が仰々しいわりに3つの神器が上手く活きてない感じ。
猫の雑用をこなさなければいけない理由、なんのために神器があるのか、使う事によって起こる結果等々を、猫だからですませずもう少しきちんと書いて欲しかったかなと思います。 -
猫ものも多いなあ~
これもシリーズになりそうな感じ。でも、微妙だなあ。 -
現代ほっこりファンタジー。
タイトルの「怪屋敷」に期待してしまうとがっかり。
登場人物全員が薄いと思うのは、
自分が中学生に感情移入できる年ではなくなってしまったからか。(成人も登場しますが)
ローティーン向けのレーベルで出したら受けるかもしれない。