座敷童子の代理人 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 222
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048652087

作品紹介・あらすじ

人生崖っぷちの妖怪作家・緒方司貴がネタ探しに向かったのは、座敷童子がいると噂の旅館・迷家荘。だが、司貴はいなくなってしまった座敷童子の代わりに、謎の少年に導かれ、妖怪の悩みを解決することに!?

感想・レビュー・書評

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  • 途中まで、お人好し系主人公が妖のお願いを断り切れず、次々とトラブルに巻き込まれていく、よくあるタイプのお話と思い込んでいたのだが、思わぬどんでん返しに驚いた。
    確かに、やや唐突な持っていき方とも感じたが、遠野という場所柄、妖たちのキャラクターなどが、そういう所をもうまくおさめてくれていると感じた。

  • 崖っぷちの小説家と妖怪のお話。
    読み終わって一番感じたのは、作者の妖怪に対する愛。
    最初の登場から最後まで妖怪愛に溢れていた。描かれる妖怪たちはどれも人間臭く、飄々としていて、でもどこか愛らしく愛敬に溢れている。互いを確認し合えないながらも、互いを思いやり友達のように接し合う旅館の人々と旅館に居つく妖怪たちに和んだ。
    正直、話の内容的に言えば、凝っているという内容ではない。しかし、真新しさは感じられないが読んでいて暖かくなれる内容ではある。最後の座敷わらしの正体は、えらく唐突だなぁと感じるところはあったし、お話の締め方は少々雑に感じれたが、全体を思い返すと良い印象しか浮かばなかった。
    続編が出ているようだが、どんな展開になっているのか正直想像できない。
    漫画の打ち切りでよくある「俺たちの戦いは始まったばかりだ!」みたいな締め方だったけど、これ以上ダラダラと妖怪たちとの日常を書いていたらきっと飽きていたと思うし、もし続編がそのような内容だったらかなりガッカリすると思う。この巻の良い印象を壊したくないので正直読むのは怖いが、とりあえず購入の方で進めてみようかな…。

  • 読み終わりました!


    まさか。。【どんど晴れ】という言葉が出てくるなんて・・・
    ビックリしました(笑)

    というのも、つい最近「遠野物語」を読んだばかりで
    読み終わったのが去年の12月ごろなのですが、
    遠野物語のエピソードがところどころ出てきたのが嬉しかったです〃▽〃




    ・・・前置きはさておき。。笑
    この本いいですね!
    夏目友人帳と妖怪好きな方にはたまらない小説です(〃^^〃)

    『河童の涙』というエピソードはラスト。。
    夏目友人帳のある話と重なって……感動しました。:゚(。ノω\。)゚・。
    泣けますよ。。

    切ないんだけど、切なさのなかに
    ふっと温かくなる…
    そんなエピソードばかりが詰まっているお話。。



    続きが気になる終わり方でした。。
    もっと感想を言いたいけど
    ネタばれになってしまうので、ぐっと我慢っ!笑



    妖怪さんや遠野物語について、
    色々な薀蓄があって勉強になりました!

    どうして顔にお面や布をつけているのかの謎も
    …もしかして「夏目友人帳」に出てくる妖かしもそうなの!?と、
    つい思っちゃうくらい引き込まれました♪♪




    ………私も河童様や座敷童子様たちに会いたいな。。
    最初の河童様との絡み、羨ましい〃〃♡

    脳内では、河童の声は
    ぴょん吉の声(満島ひかりさん)を思い浮かべていました!!
    ぴょん吉同様かわいいんです(〃^^〃)

    自分のことを、「おいら…」というところが
    もうそっくり////(≧ω≦。)プププ


    切なさのなかに
    和みやほんわかしたところがあるのも
    この本の魅力ですっ!この本に出会えて良かった。。

    好きな本が、また一つ増えて嬉しい………!

  • 遠野物語で知られる東北の地、座敷童子の伝説のある宿があり、そこが物語の舞台です。

    作家生命をかけてそこでの執筆をもくろむ主人公、緒方司貴はそこで不思議なものたちと出会い、いろんな出来事がおこります。

    ほのぼので好きな感じのストーリーです。が、ラストの展開が今一つ腑に落ちない感じでした。

  • 売れない作家が起死回生策として、「座敷童が出る」と有名な古い旅館に泊まる。そこで見たものは、「何かしら、妖怪と遭遇したエピソードがあるとお客様に喜ばれるから」と、客が寝静まった後に足音を立てたりと座敷童のフリをした客引きをする人情家の河童だった…
    旅館は何年か前に大規模な火災に遭い、座敷童は居なくなったのではないかと噂も出ている状態だった。

    ハートウォーミングほっこり系妖怪譚。悪くはないけどちょっとありきたりな部分多目かな。基本、文章が「生真面目」でキャラ設定も大きなとっかかりがない形なので、ドタバタコメディ場面などが物凄くさらーっと書かれて終わっていたりする、そこらへんのさじ加減がやや物足りない。説明台詞の多さも、民話の解説など必要な部分とはいえもう少し読みやすければ良かった感。

  • 出版元に無茶な要求を突き付けられた、崖っぷち小説家。
    起死回生にネタを探しに来たはずの旅館では
    何故かお悩み相談を解決する羽目に。

    連続短編で、旅館に住む妖怪達の悩みを解決したり
    助言をもらったり、普通の悩みを解決したり。
    最初の話以外は、完全に妖怪がらみ。
    その最初の話ですが、よくもあんな所に…という
    感心が先に出てしまいます。

    河童の好きなものは、ろくろ首の正体は
    あの人の幸せは…、と続いていくのですが
    最後には、なるほど、な『人生』の正解が。

    ほんわかと進んでいくので、おかげで悲壮感はなく
    けれどそのせいで、しんみりする所はしんみりしていて。
    誰だろうと、なんだろうと、友情はあるものですし
    けれどそれは目に見えるものに頼ってしまいがちで。
    通じる事と、通じ合える事、はまた別問題。
    絆は大事に、繋いだまま補強しないといけません。

  • 2015/6/10

  • 主人公がやたらと懐かれる、他の人には妖怪が見えない......とお約束感は強いけれど、すんなり入り込める世界観はさすが安心の日本産(の妖怪とお約束?)。
    その分、ラストの主人公の秘密には思い切り意表を突かれてしまった。お約束それ自体が伏線になっていたということ?

  • 2017.2.28 読了
    2017-9

  • 遠野物語で有名な岩手県の遠野にあるとある旅館でのお話。ミステリ風。でてくる人が皆いい人でほっとする。
    2016/12/16

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プロフィール

広島県在住の作家。第19回電撃小説大賞応募を経てデビュー。

「2018年 『座敷童子の代理人6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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